ビストロ薬膳のすすめ(最終回)《5面》
2006年12月18日
ジャガイモと大豆のスープ
ジャガイモはどタミンCとB1が豊富で、老化や動脈硬化の予防に良い。また、ジャガイモのビタミンCは熱に強いのが特徴。
大豆は浄化作用があり、気の滞りや、血流の悪さを改善。また、利尿作用もありますが、それはたんばく質によるものなので、冷え性で腎炎を患い、むくみや尿の出の少ない人には適さない。さらに、食べ過ぎると、気が詰まり、痰を生じるので要注意。
材料(10人前)
ジャガイモ250g、大豆(茹でたもの)250g、オニオン250g、ポワロー125g、セロリ35g、ブイヨン1g、生クリーム90cc、パター50g、牛乳500cc、浅葱適量
作り方
@ 乱切りにしたジャガイモ、オニオン、ポワロー、セロリをパターで炒め、ブイヨンと牛乳を加えて煮込む。
A @の粗熱がとれれぱミキサーにかけ、裏ごしする。
B Aに生クリームを加え、味を調える。
C Bにみじん切りにした浅葱を散らす。
豚背肉のステーキ、パイナップル添え、シナモン風味のリンゴソース
豚肉はビタミンB1が牛肉の10倍も多く、ニンニクや葱などのアリシンと合わせて食べると、エネルギーが高まり、疲労を回復する。
リンコは熱を鎮め、イライラを解消し、血中コレステロールを下げる。
材料(5人前)
豚ロース(130g)5枚、ニンニク(スライス)5片、パイナップル(缶)5枚、リンコ(大)1個、飾り用キャベツ・トマト適量、シナモン適量、とんかつソース適量
作り方
@ ニンニクは少量のオイルで色よく揚げ、ガーリックオイルをつくる。
A 皮をむいたリンコを茹でて裏ごしし、とんかつソース、シナモンを加えて味を調え、リンゴソースを作る。
B 豚ロースを@で焼き上げる。
C パイナップルは小麦粉をつけて色よく焼き上げる。
D スライスしたキャベツ、トマトの上にB、Cとニンニクを乗せ、Aをまわしかける。
投稿者 jcposaka : 2006年12月18日