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新成人は改憲反対 消費税反対は7割超 《3面》

2007年01月20日

新成人は改憲反対
消費税増税反対は7割超
民青同盟アンケートから

 新成人は、今の政治や社会に「不満」が6割を超え、憲法を変えることに「反対」も65%、消費税増税に「反対」は72%。安倍内閣不支持は3割で、支持政党なし7割。こんな結果が、民青同盟大阪府委員会が8日、府内各地の成人式会場で行った新成人アンケート調査で出ました。
8日夜集計時点でアンケート回答者は146人。うち学生6割余、会社員2割弱、パート・アルバイト1・5割。

 アンケートによると、今の政治や社会に「満足」しているのはわすか2・1%で「どちらかといえば満足」を合わせても35%、「不満」は「どちらかといえば不満」を合わせると65%でした。

 「政治にどんなことを望むか」(複数回答)では、多い順に、「税金のムダづかいをやめる」56・8%、「景気回復」47・9%、「医療・福祉・年金や教育の充実」37・0%、「いじめ・受験競争など教育の改善」34・9%、「環境問題への取り組みの強化」28・1%、「憲法9条にそった平和外交」20・5%、「青年の雇用拡大・労働条件の改善」16・4%、「大学の授業料値上げをやめ値下げを」15・1%になっています。

 政府が労働法制を変えようとしていることについては、「反対」が51%で、「賛成」17%を大きく上回りました。

 憲法9条を変えることに「反対」65・5%、「賛成」17・0%、消費税増税に「反対」72・1%、「賛成」17%、さらに安倍内閣不支持は30%で、「支持」13%を上回る一方で、「わからない」も57%に上りました。

 支持政党では、自民党9%、民主党10%、公明党5%、共産党6%、社民党1%で、支持政党なしが約7割に上り、今年のいっせい2大選挙の投票に「行きたい」は6割弱、「行きたいと思わない」は2割でした。

 さらに、日本共産党が「大企業・財界のもうけ優先から、国民生活優先の経済政策」「偽装請負、サービス残業の根絶など雇用と働くルールの確立」「アメリカいいなりをぬけだし、憲法9条を生かした平和外交」と、「国民が主人公」の改革を進めようとしているとして、支持するかどうか尋ねたところ、「支持」が「場合によっては支持する」を含めると6割を超えました。

「社会をよくするために、あなたはどうしようと思いますか?」は「自分も何かしてみたい」は18%、「知ったり、学んでみたい」48%でした。

投稿者 jcposaka : 2007年01月20日

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