バイオリニスト・亀田美佐子さん激励あいさつ 希望に満ちたこのうねりを強く、大きく(2・5大演説会)
2007年02月07日
二つの大学でバイオリンを教えてきました。学生たちと向き合うときに心がけていることがあります。一つは、一人ひとりの個性を尊重すること。もう一つは、学生とともに楽譜をよく研究することで、そうすると、音符と音符の間に隠されている作曲家のメッセージが浮かび上がってきます。
音楽を理解するには、このほかに時代背景や歴史なども学ぶことが大切です。
歴史というと、選挙のたびごとに日本共産党は「歴史的な選挙です」とおっしゃいますね。その通りです。まさに毎回毎回、歴史的なんですが、今回は特に歴史的であるということが、私にもよくわかります。教育基本法が改悪され、平和憲法が変えられようとしています。まさに歴史の逆行です。憲法九条に護(まも)られてきた私たちの人生が、根底から覆されようとしているのです。
しかし、私は希望を捨てません。なぜなら、平和を守り、正義を実現する、日本共産党の頼もしい存在があるからです。そして、こんなにたくさんの方々が志位和夫さんのお話を聞くためにお集まりになっているという力強いうねりがあるからです。
この希望に満ちたうねりが、これからますます強く、さらに大きくなっていくことを、私は心の底から信じています。ごいっしょに頑張りましょう。
(「しんぶん赤旗」2007月2月10日付より)
投稿者 jcposaka : 2007年02月07日