弱肉強食政治変える 山下よしき元参院議員の訴え(2・5大演説会)
2007年02月06日
比例代表候補として近畿を走りながら、いまの政治のありようにくやしい思いをしています。昨年、奈良県で、出産中に意識不明になったお母さんの受け入れ先の病院が見つからず亡くなりました。滋賀県では障害を持つ二人の娘と父親が無理心中する事件がありました。安心して赤ちゃんを産めない、障害者と家族が希望をもって生きられない、そんな社会が「美しい国」であるはずがありません。いまこそ私たち日本共産党があたたかい人間の絆を築き、弱肉強食の政治を根本から変えねばなりません。
がんばれば前進できる手ごたえも感じています。対談した経済同友会終身幹事の品川正治さんは、「本当に国民に必要な福祉は、日本の国力があれば容易にできるはずだ」と言われました。その改革ができるのは大企業、財界からビタ一文受け取らない日本共産党しかありません。
ある神社の宮司さんとは世界平和、青年雇用の問題で対話がはずみ、党の政策に感心し、「同志を得た思い」といわれました。あるカトリックの教会の神父さんは、「いまの政治家は、なぜあの戦争は間違いだったと言わないのか。共産党が一番まともだ」といわれました。視野をうんと広げ、垣根を越えて対話することが大事です。その先頭にたって前進を開き、国会に戻る決意です。ともにがんばりましょう。
(「しんぶん赤旗」2007月2月6日付より)
投稿者 jcposaka : 2007年02月06日