2・5大演説会 候補者の訴え 《8面》
2・5大演説会 1万2千人に各氏熱い訴え
参議院選挙
山下よしき 近畿比例候補
昨年、 奈良県で出産中の32歳のお母さんが、 意識不明になり、 受け入れ先の病院が見つからずに亡くなるということがありました。
滋賀県では障害を持つ二人の娘さんとお父さんが無理心中するという事件がありました。 休日には、 娘たちを博物館に連れて行き、 養護学校の体育祭では手作りのお弁当を食べさせていたという43歳の優しいお父さんでした。
安心して赤ちゃんを生むことができない。 障害者と家族が希望を持って生きることさえできない。 そんな社会が、 「美しい国」 であるはずはないじゃないですか。
今こそ、 日本共産党が困った人を放っておかない、 あったかい人間の絆を地域の中で作らなければなりません。 こんな弱肉強食の政治を根本から変えなければなりません。 ことしの2つの選挙、 絶対に勝とうではありませんか。
頑張れば前進できる手応えも感じています。 先日対談した経済同友会終身幹事の品川正治さんは、 「弱者を救う力を、 日本は持っているのにそれをしないで大企業のために使うような共犯者にはなりたくはありません。 本当に国民に必要な福祉は、 日本の国力があれば、 世界で一番容易にできるはずです」。 私もその通りだと思います。
そして、 その改革ができるのは、 結党以来85年、 大企業・財界からビタ一文受け取らない日本共産党しかありません。
天皇とも親交のあるというある神社の宮司さんを訪ねると、 世界平和の問題、 青年雇用の問題で対話がはずみ、 日本共産党の政策にたいへん感心してくれました。 立派な大聖堂のあるカトリック教会の神父さんも、 「今の政治家はなぜあの戦争は間違いだったとはっきり言わないんだ。 共産党が一番まともだ」 と話してくれました。
今、 私たちが視野を広げ垣根を越えて対話をすることがとても大事です。 その先頭に立って日本共産党の前進を開き、 私も国会に戻る決意を申し上げ、 ごあいさつとします。 ともに頑張りましょう。
宮本たけし 大阪選挙区候補
沓脱タケ子元参議院議員が亡くなられたのが一昨年6月10日、 ちょうどその2カ月後に参議院大阪選挙区への出馬表明して以来1年8カ月。 岩をこじあけてとの決意で大阪府下を駆け回り、 街頭から訴えた数は既に1千回を突破。 お渡しした名刺は3万枚に上ります。 「なんとしても勝ちたい」 との思いは日に日に強まっています。
先日、 過労死された夫の公務災害認定を求めて、 共に闘い、 認定を勝ち取った和歌山の辻田加代子さんからメールをいただきました。
息子さんが小学1年生のとき、 「大きくなったら、 何になりたいか」 という作文に、 「大きくなったら博士になる。 タイムマシーンを作る。 タイムマシーンに乗ってお父さんが死ぬ前の日に戻り、 『仕事に行ったらあかん』 こう言うんや」 と書きました。 作文を書いたその子も、 もう中学生です。 二度と私達のような家族は作らないでほしいのに、 ホワイトカラー・エグゼンプションと言って過労死を広げるような法律が出てきている。 いてもたってもいられないと、 切々とつづられてありました。
沓脱さんが国会で最初にサービス残業という言葉を使って追及したのは1976年5月の参議院予算委員会。 30年経っても根絶どころかサービス残業を野放しにする法律を作ろうとする。 こんな政治は断じて許せません。
メールにはこう書いてありました。 「私たちはもう二度と家族そろって食卓を囲むことはないのです。 生きて返せ。 二度と人の命を奪うような働かせ方はやめてください」。
この声に耳を傾けるのは政治家ならば当たり前のことではないでしょうか。 沓脱さんから受け継いだ大切な大阪府民の議席を奪われているくやしさを今ほど感じるときはありません。 「弱きを助け、巨悪に立ち向かう」。 私の政治信条は日本共産党の立党の精神そのものです。 日本共産党が躍進すれば、 政治の流れは必ず変わります。 共に頑張りましょう。
いっせい地方選挙 各選候補者から
大阪府会・大正区 小谷みすず候補 府市会4議席の内、日本共産党の2議席は、 区民にとってかけがえのない存在です。 町を歩くと、 自民党にはもう任せられないと期待の声が感じられます。
今、 府民の暮らしは、 国と府の悪政と格差の拡大で、 本当に深刻になっています。 こんなときこそ、 日本共産党の役割を果たさなければなりません。 日本共産党大阪府会議員団は、 無駄な大型開発、 同和事業などを削って、 予算を福祉、 教育、 中小企業に回せと奮闘してきました。 府民の運動と議員団の奮闘で、 医療費の負担を軽減し、 35人学級や民間住宅の耐震診断と、 改修補助など実現してきました。
オール与党の悪政と対決し、 温かい府政を取り戻すため、 大正区の1人区でなんとしても勝ち抜くために、 死力を尽くして奮闘してまいります。
吹田市玉井みき子候補
私は保育士として働いてきました。 吹田市は子育て環境が近畿で1位と言われています。 28年間続いた革新市政、 それを支えてきた日本共産党の市会議員団と市民の皆さんの運動の力です。 しかし市長が変わって悪くなることだらけです。 梅田のJR貨物駅を吹田摂津に持ってくる是非を問う住民投票を求める市民の声を無視、 1千億円をかけた大開発計画。 自分勝手な夢物語にでなく、 生活にかかわるものに税金を使ってほしいという皆さんの切実な声を届ける架け橋が共産党の議席です。
私と共産党との出会いはしんぶん赤旗日曜版です。 私の受けた衝撃、 あちこちに作り広げ、 府会選挙、 市長選挙、 9人の市会議員団の誕生、 夏にはバッジをつけて宮本さんと山下さんを国会に送るまで明るく元気に頑張りたい。
大阪市
清水ただし候補
大阪市では去年、 国民健康保険が大幅に値上がりしました。 区役所には連日、 大勢の市民が、 何でこんなに高いんや。 これでは病院行かれへんやないか。 抗議の声が届けられたそうです。 この怒りの声を届けるのが今度の選挙だと思うんです。
関市長は、 大型開発や同和行政には湯水のように市民の税金を使う一方で、 国保や介護保険料の値上げ、 地下鉄、 市バスの民営化まで押し付けようとしています。 自民、 公明、 民主のオール与党の議会は、 何でも関市長に賛成。 これが今の大阪市政の実態です。
市民不在の市政に怒りの鉄槌くらわし、 福祉の心で暮らしを守る、 日本共産党を大きく押し上げていただきたい。 定数2の福島区で勝ち抜くことなしに、 大阪市会議員団の前進勝利はありません。
堺市
石谷やす子候補
私は昨年7月、 3人目の子どもを出産しました。 今、 私は、 柳沢厚生労働大臣の 「女性は子どもを生む機械」 という発言にものすごく怒っています。 柳沢大臣が辞任すれば済む問題ではありません。 安倍内閣の人間を大切にしない政治。 その本質を表した発言ではないでしょうか。 こういう政治家に、 日本の政治を続けさせることは、 絶対にできません。
私は、 毎日、 朝夕、 3人の子どもを2つの保育所に送り迎えしています。 子育てしながらの活動は、 本当に大変です。 待ったなし。 ピンチヒッターなしのハードな毎日です。 しかし自民、 公明、 民主のオール与党の市政に対し、 今の市政を何とかしてほしいという市民の切実な声を受け止め、 実現するために、 なんとしても当選する決意で頑張っております。
投稿者 jcposaka : 2007年02月11日