「建国記念の日」不承認のつどいに400人 《3面》
2007年02月18日
改憲反対の輪さらに
建国記念日
不承認の集いに400人
「建国記念の日」 不承認2・11大阪府民のつどいが11日、 大阪市中央区のアピオ大阪で開かれ、 400人が参加しました。 大阪教職員組合、 大阪歴史学会などでつくる 「『建国記念の日』 反対大阪連絡会議」 の主催。
一橋大学大学院の渡辺治教授が 「憲法9条 『改正』 で日本は平和になるのか―安倍新政権における改憲の新段階」 と題して講演。 渡辺教授は、 「現実から乖離した憲法9条を変えるべき」 「9条を変えないと日本の安全は保障できない」 との改憲派主張に反論を展開。 戦後の改憲反対闘争や核廃絶・安保闘争など国民的運動が憲法を現実化する力になったとし、 「自衛隊が発足以来一人も殺さなかったのは9条の力に規制されたからだ」 と強調しました。
また、 改憲に向けた安倍政権のハードルは衆参両院3分の2の賛成と国民投票だと指摘。 民主党を取り込むために一部タカ派的主張を削除した自民党新憲法草案と、 国民投票で改憲派が勝利する仕組みで作られた改憲手続き法案の問題点を詳述。 「9条の会」 運動はじめ改憲反対の闘いを大きく広げようと呼び掛けました。
大阪教職員組合の正重哲美さんが、 教育基本法改悪反対闘争を生み出した力を確信に憲法改悪反対の運動をさらに広げたいと決意表明。 市民合唱団PeaceCallが 「子どもを守るうた」 を演奏しました。
投稿者 jcposaka : 2007年02月18日