暮らし変える「投票一揆」を
いっせい地方選(前半戦)まで1カ月
共産党 候補先頭に全力
西成 がもう府議候補・尾上市議候補
いっせい地方選前半戦の告示 (3月30日) まであと一カ月、 府内各地ですでに激しい党派間の闘いが繰り広げられています。 大阪府会・市会とも 「オール与党」 勢力が議席を独占する大阪市西成区では、 国保料や介護保険料の負担増、 巨大開発など税金の無駄使い、 不公正な同和行政に区民の怒りが渦巻く中、 日本共産党は 「府会・大阪市会議席の奪還をなんとしても」 と候補者を先頭に全力で奮闘しています。
「政治と暮らし変える投票一揆を起こしましょう」
西成区天下茶屋。 雨の中を、 日本共産党のがもう健 (府会)、 尾上やすお (大阪市会) を先頭に、 ハンドマイクの宣伝隊が進みます。 細い道を回り、 辻々でスポット演説を重ねていきます。
選挙戦は定数2の府会に事実上3人、 定数5の大阪市会に6人が立候補する見通しで、 いずれも1人はみ出し。 「オール与党」 議員・候補も1年前から朝の駅頭宣伝や、 全戸訪問を行うなど、 激しい闘いになっています。
西成区の高齢化率は29%で大阪市内全行政区で1位。 介護保険認定率は5位、 国民健康保険に加入しているのは全世帯の4割に達します。 昨年6月、 住民税増税に連動した国保料、 介護保険料の大幅値上げが区民を直撃。 5千人が区役所窓口に殺到しました。
「税金・住民税・国保料・介護保険料などの庶民増税は国の責任」 (自民市議) と、 「オール与党」 議員が言い訳に回る中、 日本共産党は対区交渉を行い、 区役所は国保料の 「減免申請用紙」 を送付するようになりました。
「国の悪政を持ち込む与党では暮らしはよくならない。 日本共産党こそ住民の与党」 と力を込める、 がもう候補。 尾上候補も 「ことしも国保料で4・5%の値上げが計画されています。 負担増の政治をやめさせるため、 選挙で審判を」 と呼び掛けます。
日本共産党は大阪市会で71年以来8期32年議席を確保し、 府会では79年に3人区で、 87年と99年に2人区で当選しました。
しかし前回03年の選挙で府会は384票、 市会は661票の差で惜敗。 現在、 大阪府会 (定数2) は公明と民主、 大阪市会 (定数5) は自民3、 公明1、 民主1と、 日本共産党以外の 「オール与党」 が議席を占めています。
民主党の府・市議は、 「部落解放同盟 (解同)」 府連委員長で民主党の松岡徹参院議員の元秘書。 「解同」 の組織内候補になっています。
がもう、 尾上両候補は、 「『解同』 の無法に体を張って立ち向かってきた日本共産党こそ、 癒着を断ち切れる。 同和行政の完全終結へ力を合わせましょう」 と訴えています。
投稿者 jcposaka : 2007年02月25日