貧困と格差から子ども守れ 大教組が臨時大会
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大阪教職員組合は第173回臨時大会を18日、 大阪市阿倍野区内で開催。 憲法改悪反対の闘いを機軸に、 教育の営みを守り抜き、 「格差と貧困」 打開、 大教組の拡大・強化、 政治変革への総決起などを内容にした当面の闘争方針案と、 「憲法改悪反対・改悪教育基本法の具体化阻止をめざし、 一斉地方選挙と参議院選挙で政治の流れを変えるたたかいにたちあがろう」 とした特別決議を採択するとともに、 新役員を選出。 また、 貧困と格差から子どもたちの生存権、 教育権を守ることを呼び掛けた教職員、 保護者、 府民へのアピールを確認しました。
改憲反対軸に運動
改悪教基法具体化許さず
教育基本法改悪強行後、 初めて開かれた大会で、 辻保夫中央執行委員長は、 「教基法改悪は許したものの、 同時に教育を守り抜く力、 憲法改悪を許さない力、 政治変革を進める力を強めた」 と強調。 今後、 憲法改悪反対闘争と結んで、 貧困と格差から子どもを守る取り組みや組織拡大、 二つの選挙に向けた取り組みに力を注ぐことを呼び掛けました。
経過報告と闘争方針案の提起を受けた討論では、 「組合分裂後、初めて連合教組と共同」 (府高教)、 「PTAとも話し合った」 (全教豊中)、 「毎週、 街頭宣伝に取り組み、 運動に共感して組合員も増えた」 (府障教)など各地の教基法改悪反対運動や、 評価・育成システム廃止・撤回を求める闘い、 貝塚養護学校生徒受け入れ停止反対の運動などが報告されました。
大会では日本共産党大阪府委員会を代表して岩下経興書記長が来賓あいさつしました。
新役員三役は次の通り (敬称略)。 中央執行委員長=辻保夫。 副委員長=正重哲美、 小豆島悦子、 渡辺有子。 書記長=加藤秀雄 (いずれも再任)。
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投稿者 jcposaka : 2007年02月25日
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