柳沢厚労相「女性は子ども産む装置」 直ちに辞任を
2007年02月02日
大石副委員長が談話 共産党大阪府委員会
柳沢伯夫厚生労働大臣が1月27日、松江市内の会合で「女性は子どもを産む機械、装置」と発言した問題で、日本共産党大阪府委員会の大石喜美恵副委員長は、次のように語っています。
柳沢大臣の発言は絶対、許されない。産みたくても産めない現実に目を向けず、あと一人頭で頑張ってもらうしかないなど知性のかけらもない発言です。厚生労働大臣の資格に欠けるもので、発言の責任を取り、今すぐ辞任することを求めます。
戦前の国策であった産めよ増やせよと女性を子を産む道具として扱った、侵略戦争の時代を思い出す、と怒りの声が寄せられています。
「家族生活における個人の尊重と両性の平等」をうたった憲法24条の精神からいっても、女性の人格と尊厳を否定する発言です。
安倍内閣の「美しい国」づくりとは、憲法9条を変えて、アメリカと一緒に戦争できる国へ変ぼうさせることです。「美しい国」の女性観とは、女性は子ども産む機械なのでしょうか。
内閣府の06年度の「少子化白書」では、日本を「超少子化の国」と定義し最重要課題と位置づけています。少子化解決の先頭に立つべき厚生労働省の大臣としても、憲法を率先して遵守する立場にある閣僚としても、失格です。安部内閣は任命権者としてその責任が問われます。
投稿者 jcposaka : 2007年02月02日