国の医療政策は理不尽・負担押し付け止めたい 安心して受けられる医療を
2007年03月04日
大阪市北区
医師会などが区民集会
大阪市北区6師会主催の 「安心して受診できる国民皆保険制度を守る北区民集会」 が2月22日、 同区内で開かれました。 ことし1月に大阪市中央公会堂で開かれた大阪府民集会に続き、 府下各地で開かれている地域集会の一環です。
6師会は北区内の医師会、 歯科医師会、 薬剤師会で構成。 区民集会は、 社会福祉協議会、 地域女性団体協議会、 地域振興会、 民生委員協議会などが後援団体となり150人が参加しました。
北区医師会の末澤慶昭会長のあいさつに続き、 大阪府医師会の茂松茂人専務理事が激励しました。
茂松氏は昨年成立した改正医療制度改革関連法に伴う患者自己負担増などの問題を指摘。 「国の医療改革は、 患者を犠牲にした財政優先の大変理不尽な政策です。 世界に誇れる国民皆保険制度を守るため多くの府民と力を合わせていきたい」 と述べました。
6師会の各代表は、 「世界一の長寿国。 これも保険制度があるからと信じて疑わない」 「医療費を削減しているのは先進国で日本だけ。 国民の願いは社会保障の充実です」 「国民に負担を押し付ける結論先にありきの改革を止めるため、 運動に立ち上がりたい」 などと訴えました。
地域代表として発言した北区地域女性団体協議会の栗澤イツ子会長は、 「国のやり方に本当に腹が立つ。 私たちは余裕のない中で診察代をやりくりしています。 力を合わせて国民皆保険制度を守りましょう」 と述べました。
投稿者 jcposaka : 2007年03月04日