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5月22日志位委員長迎え大演説会

2007年05月25日

今こそ必要たしかな野党 志位委員長迎え大演説会
8000人の熱気

  「参院選で日本共産党の躍進を」。 日本共産党大阪府委員会は22日夜、 志位和夫委員長を迎えて大演説会を開きました。 投票日まで2カ月。 全国遊説の皮切りとなった会場のなんば府立体育会館は、 1、 2階席ともいっぱいの8千人の参加者であふれました。 志位氏は比例代表で山下よしき候補ら5議席確保と宮本たけし大阪選挙区候補の勝利を訴え。 「いっせい地方選挙に続く二大選挙の連続勝利をこの大阪から」 との呼び掛けに、 会場の参加者は、 力強い拍手と大きな歓声で応えました。

 参院選の争点について志位氏はまず、 貧困と格差の問題を取り上げました。 医療と介護、 生活保護の各分野で広がる社会的弱者切り捨ての 「棄民政治」 とも言うべき異常な事態を告発、 @逆立ち税制の転換A社会保障への国の責任を果たすB人間らしく働くルールの確立―の3つの転換方向を示し、 「大金持ちと大企業中心のゆがんだ政治にメスを入れられるのは財界から一円の献金も受けない日本共産党でこそ可能だ」 と強調しました。
 憲法問題に話を進めた志位氏は、 安倍首相が任期中の改憲を公言している問題に触れ、 「日本共産党の前進で改憲勢力に痛打を与える選挙にしたい」 と強調。 米国と肩を並べ武力行使に踏み出す改憲の狙いとともに、 安倍首相をはじめ改憲勢力の中心に座った 「靖国派」 が唱える 「美しい国」 の中身は戦前の軍国主義復活そのものだと指摘。 世界に広がる憲法改悪への警鐘や、 9条守れの国民世論の高まりを紹介し、 「憲法守るゆるぎない多数派づくりへ日本共産党の国会議席を増やして改憲勢力へ厳しい審判を下そう」 と呼び掛けました。
 最後に志位氏は、 自民・公明の悪政にストップをかける日本共産党の議席が持つ役割を語りました。 とりわけ公明党が暴走を加速する役割を果たしてきた問題に加え、 貧困と格差拡大に加担し改憲推進の立場をとる民主党には悪政を止める力がないことを強調。 「日本共産党の議席と草の根の運動が結びつけば政治を動かす大きな力になります。 大阪の皆さんの底力を発揮し確かな野党、 日本共産党を大きく伸ばして希望をもてる日本の第一歩にしよう」 と訴えました。
岩をもこじ開けて
 演説会では弁護士の渡辺和恵さんが日本共産党への期待を語りました。 宮本たけし候補は、 「命と暮らし、日本の針路がかかった選挙で負ける訳にはいかない。岩をもこじ開けて大阪の党の議席を奪還したい」 と力強く決意表明。 山下よしき候補は、 「逆立ち政治をやめさせ平和と暮らしを守る当たり前の政治実現へ、 国民とともに闘う日本共産党へ一票を託してください」 と支持を呼び掛けました。
 演説会には、 吉道勇貝塚市長、 上垣正純熊取町長、 田中誠太八尾市長、 神谷昇泉大津市長がメッセージを寄せました。
 大阪市城東区から参加した内野さくらさん (31) は、 「志位さんの話で住民税など負担増問題が印象的でした。 弱者に負担を押し付ける一方、 大企業が消費税増税や法人税減税を求めるのは許せませんね。 多くの人に日本共産党の議席の値打ちを伝えていきたい」 と話していました。

投稿者 jcposaka : 2007年05月25日

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