宮本たけしシリーズ「府民の願いまっすぐ国会へ」@バリアフリー実現
府民の願いまっすぐ国会へ
宮本たけし奮戦記@
バリアフリー実現へ尽力
ことし4月、 大阪市天王寺区のJR環状線桃谷駅で起きた視力障害者夫婦の転落事故が、 視覚障害者はじめ府民に大きな衝撃を与えました。 日本共産党の宮本たけし参院大阪選挙区候補は現職時代に参院で交通バリアフリー法案の審議に参加し、 鉄道の安全対策を実現してきました。 今回の事故でも現地調査を行い、 「障害者や高齢者の命と安全を守れる社会にするため、 なんとしても国会に戻って働きたい」 と、 決意を新たにしています。
「マンパワー直ちに」
視覚障害者の老夫婦が転落
JR桃谷駅を調査
事故が起きたのは4月29日午後2時半すぎ。 生野区に住む鍼灸師の男性 (70) と妻 (69) が桃谷駅の外回りホームから転落し、 2人とも普通電車にはねられました。 夫婦はホームに列車が到着していると勘違いし、 乗ろうとして線路に転落。 直後に到着した列車にはねられ、 夫は右腕を切断、 妻は鎖骨を骨折するなどの重傷を負いました。
5月15日には 「手をつなごうすべての視覚障害者関西集会実行委員会」 (藤野高明代表) がJR西日本に提出した要望書で、 桃谷駅の事故は 「私たちに大きな衝撃を与えました」 と強調。 転落事故をなくすためにはホーム可動柵の設置以外にないことを訴えるとともに、 設置が困難な駅には適正なホーム要員を配置することや、 転落検知マットの設置など具体的な改善策を求めています。
5月26日には日本共産党の宮本候補と小林みえこ参院議員 (参院国土交通委員)、 小谷みすず府議、 下田敏人、 上野登喜子両大阪市議が桃谷駅の事故現場を調査。 大阪視力障害者の生活を守る会のメンバーも参加し、 JR側から事故当日の状況や対策を聞きました。
JR側は、 列車がホームに入線するときの警告音をワンフレーズ長く鳴らすことや、 視力障害者を見かけたときには援助するよう社員に周知徹底していると説明。
しかし桃谷駅では、 改札やみどりの窓口に1日3人勤務するほかは、 ホームには人員は配置していません。 関係者の切実な要求である可動柵の設置は計画もない状況で、 JR側は 「人員配置も対策の1つ」 などと説明しました。
小林議員は 「視覚障害者にとって、 駅ホームを歩くことは、 欄干のない橋を渡るようなもの」 と抜本的な対策を要求。
大阪視力障害者の生活を守る会の氏野喜佐江さん (57) は、 通勤でJR環状線弁天町駅と天王寺駅間を毎日乗っていますが、 「昨年、 天王寺駅で危うくホームから落ちかけたことがあります。 ほかのお客さんに声を掛けてもらって、 助かりましたが」 と訴えます。
宮本候補は 「不便さの解消と安全を守ることは区別して考えることが重要。 転落事故は命を落とすかも知れない問題で、 あってはならないこと。 ホームドアや可動柵の設置などハード面が整備されるまでは、 駅員の配置などマンパワーで対応すること、 直ちに必要」 と力説しました。
移動は基本的人権
バリアフリー新法
国会論戦実を結ぶ
事故が起きたのは4月29日午後2時半すぎ。 生野区に住む鍼灸師の男性 (70) と妻 (69) が桃谷駅の外回りホームから転落し、 2人とも普通電車にはねられました。 夫婦はホームに列車が到着していると勘違いし、 乗ろうとして線路に転落。 直後に到着した列車にはねられ、 夫は右腕を切断、 妻は鎖骨を骨折するなどの重傷を負いました。
5月15日には 「手をつなごうすべての視覚障害者関西集会実行委員会」 (藤野高明代表) がJR西日本に提出した要望書で、 桃谷駅の事故は 「私たちに大きな衝撃を与えました」 と強調。 転落事故をなくすためにはホーム可動柵の設置以外にないことを訴えるとともに、 設置が困難な駅には適正なホーム要員を配置することや、 転落検知マットの設置など具体的な改善策を求めています。
5月26日には日本共産党の宮本候補と小林みえこ参院議員 (参院国土交通委員)、 小谷みすず府議、 下田敏人、 上野登喜子両大阪市議が桃谷駅の事故現場を調査。 大阪視力障害者の生活を守る会のメンバーも参加し、 JR側から事故当日の状況や対策を聞きました。
JR側は、 列車がホームに入線するときの警告音をワンフレーズ長く鳴らすことや、 視力障害者を見かけたときには援助するよう社員に周知徹底していると説明。
しかし桃谷駅では、 改札やみどりの窓口に1日3人勤務するほかは、 ホームには人員は配置していません。 関係者の切実な要求である可動柵の設置は計画もない状況で、 JR側は 「人員配置も対策の1つ」 などと説明しました。
小林議員は 「視覚障害者にとって、 駅ホームを歩くことは、 欄干のない橋を渡るようなもの」 と抜本的な対策を要求。
大阪視力障害者の生活を守る会の氏野喜佐江さん (57) は、 通勤でJR環状線弁天町駅と天王寺駅間を毎日乗っていますが、 「昨年、 天王寺駅で危うくホームから落ちかけたことがあります。 ほかのお客さんに声を掛けてもらって、 助かりましたが」 と訴えます。
宮本候補は 「不便さの解消と安全を守ることは区別して考えることが重要。 転落事故は命を落とすかも知れない問題で、 あってはならないこと。 ホームドアや可動柵の設置などハード面が整備されるまでは、 駅員の配置などマンパワーで対応すること、 直ちに必要」 と力説しました。
安全対策実現させる
現場に飛び当局と交渉
青年時代に岸和田作業所づくりなど障害者運動に参加する中で日本共産党と出会った宮本候補。 「障害者の全面参加と平等」 が入党の原点です。
「障害者の基本的人権を守れない社会では、 結局すべての人の基本的人権も守れない」 と語る宮本候補は98年の初当選以来、 国会で交通バリアフリー法案の審議に全力を挙げると同時に、 府内で障害者や高齢者の鉄道事故が起きれば、 必ず現場に足を運んで調査し、 当局と交渉して再発防止策を実現してきました。
00年に南海岸和田駅で、 視覚障害者が車両連結部を列車の扉だと間違え、 連結部からホームに転落する事故がありました。 宮本候補は南海電鉄に対策を要求、 同社は01年度中に全車両の連結部に転落を防ぐためのほろを取り付けました。 現在は阪急でも全車両に付けられています。
03年に近鉄大阪線俊徳道駅付近の踏切事故で車いすの女性が死亡したときには、 地元党府議・市議らと現地調査し、 近鉄が安全対策工事を約束しました。
投稿者 jcposaka : 2007年05月31日