大阪から格差解消を 共産党府議団が懇談会
2007年09月12日
20日開会する9月府議会を前に、 日本共産党大阪府会議員団 (宮原威団長) が12日午後、 府庁内で府民団体との懇談会を開き、 約60人が参加しました=写真。
宮原団長はあいさつの中で、 「貧困と格差の広がりが大阪の最大の特徴」 と述べ、 生活困難・高齢者の多い自治体ほど介護保険料が高いことなどを紹介。 「『貧困と格差の縮小は大阪から』 の立場で9月府議会、 知事選に向けて論戦力、 住民力の強化を」 と語りました。
9月議会の争点と府政の課題を報告した黒田昌子政調会長は、 太田府政の福祉切り捨てと大企業優先の産業政策が、 自公政権の 「構造改革」 による貧困と格差の拡大に拍車をかけたと批判。
黒田氏は 「今府政に必要なのは、 国保や介護保険の負担軽減、 子ども医療費助成を就学前まで拡大など、 府民の暮らしを応援すること」 と強調、 各分野の要求運動と結んで議会論戦に全力を尽くすと語りました。
参加者からは 「経済的理由による中退や進学の断念、 学用品が買えないなど教育現場で深刻な貧困と格差を解決するためにも、 少人数学級の拡大が必要」 (大教組)、 「自治体病院の閉鎖・廃止や医師不足が深刻になっている。 解決に向けて、 府がもっと行政責任を果たすべきではないか。 府議会でも取り上げてほしい」 (和泉市会議員団) などの声が相次ぎました。
投稿者 jcposaka : 2007年09月12日