知事選・総選挙勝利・市会議席回復へ 大阪阿倍野 晴明支部
強くて大きな日本共産党に
区民の願い受け止めて
陰陽師・安倍晴明ゆかりの地、 大阪市阿倍野区晴明地区。 チンチン電車が走るこの下町に党の旗を掲げてきたのは、 日本共産党晴明支部です。 07年地方選で小南かおるさんの現職議席をわずか5票差で失った悔しさをバネに奮闘。 1年間で9人の新しい党員を迎えるなど、 「激動の新しい時代。 市民の願いに応えられるもっと強く大きな党をつくろう」 と元気に活動しています。
困ったときに頼りになる党
「あのとき、 共産党の事務所を訪ねて本当に良かった」。 1年前の出来事を振り返る橋本昭さん (75) に、 妻の晴子さん (72) も、 「困ったとき頼りになるのが共産党ね」 とにっこり笑います。
東大阪で暮らしていた娘・加奈子さん (45) が脳内出血で倒れたのが06年11月。 悲しい出来事はさらに続きます。 加奈子さんは、 家庭内の借金トラブルなどを理由に、 意識も戻らないのに離婚に追い込まれたのです。
奇跡的に一命を取り留めますが、 腎臓病も発症し、 リハビリと週3日の透析治療がスタート。 借金の解決を含め、 これからの生活がどうなるのかと途方に暮れました。
そのとき昭さんの頭に浮かんだのが、 いつもの散歩道にあった日本共産党・小南かおる生活相談所。
「行ってみましょうよ」。 晴子さんの一言が背中を押しました。
相談所では小南さんを先頭に法律事務所とも連携し、 問題解決に尽力。 党への信頼を深める中で、 昭さん、 晴子さん夫婦に続き、 杖を使って歩けるまでに回復した加奈子さんも、 昨年5月に入党しました。
党勢1・5倍工夫して会議
「議席を失ってからも相談が減ることはありません。 むしろ現職時代より多いくらい。 暮らしが大変になる中で、 区民の苦しみや願いを受け止めるもっと大きな党が必要だと痛感します」。
そう話す小南さんは、 この1年間党づくりの先頭に立ち、 晴明支部は、 党員が1・5倍に増えました。 子育て真っ最中の母親も2人入党し、 支部活動に新風を吹き込んでいます。
07年6月から支部活動に積極的にかかわるようになったのが、 三谷博さん (51)。 それまであまり活動に参加していませんでしたが、 温かい仲間の輪を大きく広げたいと、 会議の場で 「妻を党に迎えたい」 と宣言、 みんなをびっくりさせました。 博さんは現在、 夫婦で活動。 支部の学習係を担当、 未活動党員の訪問にも取り組みたいと、 意欲的に活動しています。
晴明支部は、 3つの小学校区 (有権者約1万7千人) が活動地域。 昨年11月から毎週夜の支部会議に加え、 昼の支部会議を開催。 お年寄りや女性も出席しやすくしました。
新しく迎えた党員の存在に加え、 10年前から毎月欠かさず、 自転車とハンドマイクで取り組んできた日曜宣伝、 堀内晶子支部長 (59) が発行している支部ニュースなど、 活動の歯車がかみ合い、 力強く前に進み出そうとしています。
綱領語る運動区民に広げて
堀内支部長が語ります。
「『もっと大きな党を』 という一人ひとりの支部員の気持ちが一つになってきました。 保守の強い地域の中で、 どんな逆風にも負けない党組織を作り上げていきたいと思います。 多くの区民の中に綱領を語り、 共同を広げ、 目前に迫った知事選、 総選挙での前進、 そして市会議席の回復へ、 全力で頑張っていきたい」
投稿者 jcposaka : 2007年12月28日