異常な政治終わらせよう 吉井英勝衆院議員の訴え
いま、 政治が一番取り組まなければならないものは、 これだけ国民を苦しめる原油価格の高騰問題、 そして食の安全の問題です。 カビや農薬に汚染されたお米を流通させないのが、 本来農水省、 政府の仕事ではありませんか。
その最も大事なことを政治の舞台で追及していかなければならないときに、 福田首相は政権を投げ出しました。 自民党は 「責任政党」 と名乗っていましたが、 この大事なときに政治を無茶苦茶にしてしまうとは、 これほど無責任な政党はないじゃないでしょうか。
私は大阪中を駆け巡って、 約1千人の業者の方から聞き取り調査しました。 原油価格高騰問題では、 トラック運送業者の皆さんから、 「荷主の方は運賃値上げに応じてくれず、 経営が成り立たない」 という悲鳴を聞き、 穀物価格高騰の問題では、 うどん屋さんもパン屋さんもケーキ屋さんも、 大阪のお好み焼き、 たこ焼き屋さんも、 みんな 「経営大変だ」 と悲鳴を上げています。
大阪の業者・府民の皆さんを苦しめているのは投機マネーです。 政府もこの間、 「エネルギー白書」 を発表し、 投機マネーが原因だと認めました。 投機マネーを規制することは政治の責任です。 ところが、 昨年のハイリゲンダム・サミットで議長国のドイツ政府が、 国際社会が共同して投機マネー規制を提案したのに対し、 日本はアメリカに追随し反対しました。 政府はこの投機マネーを動かしているヘッジファンドに資金を回している大銀行・大手損害保険会社などから、 政治献金という名目の賄賂をもらっており、 投機マネーの規制に真剣に取り組むことができないのです。
こうした問題ひとつとっても、 いまの日本政府がアメリカ言いなり、 財界や大企業、 大手金融機関の利益第一で動いているということが、 はっきりしてくるではありませんか。
今度の総選挙では、 こんな異常な政治を終わらせ、 政治の中身そのものを国民の暮らしや経営を守るものへと、 根本的な転換を勝ち取ろうではありませんか。 そのために一番確かな道は、 国民の利益第一の立場を戦前戦後一貫して貫いてきた日本共産党を伸ばすことです。 何としても日本共産党を伸ばしてください。
政治の中身切り替えよう
宮本たけし衆院候補の訴え
解散総選挙がいよいよ近づきました。 9月1日、 福田首相が、 昨年の安倍首相に引き続いて二度目の政権投げ出しをやりました。 この背景には、 自民党と公明党の政治が、 もはやにっちもさっちもいかないところまで行き詰まってしまった。 国民の痛み、 苦しみのかけらも分からない政治が、 いよいよ国民から見放されたということがあると思うんです。
いま、 自民党の総裁選挙をやっていますが、 総裁選挙の大騒ぎはするけれど、 2回続けて政権を投げ出した無責任を、 国民に対して申し訳ないと謝る者はただの一人もいないではないですか。
国民はこの間、 小泉さん、 安倍さん、 福田さんと進めてきた構造改革の政治、 貧困と格差を広げる政治、 もういい加減にしてくれという声を上げています。 5人の争いというけれど、 ただの一人として、 構造改革をやめますと言う人はおりません。 後期高齢者医療制度を廃止しますと言う候補者もおりません。 消費税増税に対しては、 時期についてはいろいろあるけれど、 上げるという結論に誰も違いはありません。 イラクから自衛隊を撤退するということを発表しましたが、 誰一人として、 自衛隊をインド洋から戻すという者もいないではありませんか。
我慢ならない政治の中身を変えなければなりません。 中身は何も変わらないのに、 政権の顔ぶれだけを入れ替える。 これでは国民の思いは届きません。
しかし残念ながら野党の民主党も、 消費税の増税でも、 アメリカの戦争支援でも、 憲法の改悪でも自民党政治の枠組みと大差ない政策しかないわけです。
今度の総選挙は、 政治の中身を変える選挙にしなければなりません。 アメリカべったりの政治はやめよう、 大企業本位の政治を大本から切り替えよう。 政治の中身を切り替える、 確かな立場を持ったただ一つの党、 日本共産党を伸ばしてください。
比例代表で日本共産党とお書きいただけたら、 一票残らず、 皆様方の投票が生きます。 どうか比例代表では日本共産党とお書きいただいて、 井さんとご一緒に、 衆議院で働かせていただきますよう、 心からお願いいたします。
投稿者 jcposaka : 2008年09月18日