年金一揆で世直し 後期医療廃止を 400人が御堂筋デモ
2008年10月23日
全日本年金者組合大阪府本部は16日、 大阪市北区の中之島公園で 「年金一揆」 集会を行い、 約400人が参加。 同市中央区の地下鉄本町駅前まで、 御堂筋をパレードしました。 「雇用破壊・ワーキングプアの現実に立ち向かう青年たちに呼応し、 老人力を発揮して人間らしく暮らせる社会を求め (主催者)」、 開催されたもの。
集会で主催者あいさつした松井幹治府本部委員長は、 「自民公明の政治によって住みにくい社会になった。 来る総選挙には、 世の中を変える意気込みで取り組みたい」 と決意表明しました。
日本共産党の宮本たけし衆院比例近畿ブロック候補もあいさつし、 「ここまで自公政権を追いつめたのは、 『高齢者を差別してはいけない』 という国民の世論と怒りです。 後期高齢者医療制度を廃止に追い込むため、 全力を尽くします」 と述べました。
パレードで参加者は、 「後期高齢者医療制度は廃止せよ」、 「米軍への思いやり予算は止めよ」 などシュプレヒコール。 沿道で見ていたサラリーマン (30代) は、 「 (後期医療制度は) 廃止しかないと思う」 と話していました。
集会に参加した服部博さん (75) =堺市堺区=は、 「月5万円で生活している年金受給者も多く、 保険料が天引きされると暮らしていけない。 今後、 (サラリーマンの家族などの) 保険料減額措置がなくなれば、 困る人はさらに増えます。 後期医療制度はただちに廃止してほしい」 と話していました。
投稿者 jcposaka : 2008年10月23日