政治動かす共産党を大きく 雇用破壊・差別医療ただす 総選挙勝利めざし各地で訴え 石井副委員長ら街頭演説
第2次補正予算案の提出や新テロ特措法の延長問題などを理由に、 政府・与党側に解散・総選挙を先延ばしする動きも出ている中で、 日本共産党は 「争点を明らかにし解散・総選挙を行い、 国民の信を問うべき」 とし、 連日、 各地で宣伝・対話。 総選挙での党の躍進を訴えています。
日本共産党の石井郁子副委員長・衆院議員は5日、 大阪市阿倍野区の昭和町交差点など3カ所で開かれた衆院大阪2区のリレー街頭演説に参加。 宮本たけし衆院比例近畿ブロック候補、 吉永ともゆき同大阪2区候補とともに、 大企業中心、 アメリカ言いなりの 「二つの政治悪」 を正す日本共産党の躍進を訴えました。
石井副委員長は、 「今度の選挙ほど、 行き詰まった政治を変える大事な選挙はない。 この選挙は私たちが頑張れば勝利を手にすることができる情勢だ」 と前置きし、 話を進めました。
国民の立場で政治動かす党
石井副委員長は、 雇用の崩壊、 ワーキングプアの増加、 後期高齢者医療制度による老人差別など、 こうした状況を自公政治がつくりだしたと指摘。 その大本にある大企業中心、 アメリカ言いなりの 「二つの政治悪」 が国民の願いの実現を阻んでいると指摘しました。
そして、 「日本共産党が一貫して国民の利益を守る立場で論陣を張り、 運動を広げ、 政治を動かしてきたことを確信する」 と述べた上で、 「派遣法の抜本的見直し、 後期高齢者医療制度廃止の確かな力、 日本共産党を躍進させてほしい」 と訴えました。
本当の政治改革を今度こそ
宮本候補は、 「毎年5兆円もの軍事費の削減、 大もうけしている大企業、 大金持ちに応分の負担を求め、 教育や暮らし、 福祉に回すことこそ本当の改革ではないか。 今度こそ日本共産党に本当の政治改革をやらせてほしい」 と呼び掛けました。
米輸入自由化断固反対した
吉永候補は、 輸入汚染米の問題に触れ、 「国民の命や健康をどう考えているのか。 許し難い。 米輸入自由化を決めたのは細川内閣、 輸入を始めたのは村山内閣で、 主権を守れ、 安全な食料は日本の大地からと、 断固反対したのが日本共産党。 皆さんの声を真っ直ぐ国会へ届けるため働かせていただきたい」 と訴えました。
毎朝、通勤客らに宣伝
大阪市西成区の地下鉄花園町駅前で、 日本共産党弘治梅南支部が毎朝、 早朝宣伝しています。
この駅の4番出口は、 朝の通勤客が最も多く利用する出入口。 民主党や公明党の宣伝隊と鉢合わせになることもあります。
同支部では、 「休日だけの党活動では駄目。 平日に時間をつくろう」 と平日宣伝を計画。 さまざまな生活の党員がいるため、 それぞれの仕事が始まる前の早朝に取り組むことになりました。
宣伝は9月22日から開始。 土日を除いて連日朝5時、 6時台から約1時間訴えています。 職場支部などと合同で取り組むこともあります。
毎朝同じ場所で宣伝しているため、 ここに党へのカンパを持ってくる人も。 先日は迷彩服にサングラス姿の若者がビラを取りに来て、 「僕はこんな格好してますけど、 共産党は応援してます」 と言いました。 「党への期待は高まってます」 とメンバーらは話しています。
投稿者 jcposaka : 2008年10月10日