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橋下府政1年 誰もが暮らしやすい大阪へ 「潰すな大阪!」 集会に1100人

2009年02月20日

 橋下府政誕生から1年を迎えて、 「潰 (つぶ) すな大阪!みんな集まろ2・12」 集会が12日夜、 大阪市中央区の府立青少年会館で開かれました。

 橋下府政を検証するミニシンポジウムや、 神戸大学の二宮厚美教授による講演のほか、 上方舞やクラシック演奏なども交えた多彩な集会になりました。  会場を埋めた約1100人の参加者は、 誰もが真に安心して人間らしく暮らせる大阪へ、 「いま計画している福祉・教育・文化の切り捨てをやめ、 命と生活、 雇用を守るため、 大阪府としてできる限りの手を打つべき」 と訴えた知事への要請文を採択しました。  集会の呼び掛け人を代表して、 音楽評論家の日下部吉彦さんがあいさつしました。 日下部さんは、 マスコミの世論調査で橋下知事の支持率が8割に上ることを踏まえ、 「(知事に) 言いたいことをぶつけるだけでなく、 一般の府民にしっかり分かってもらうことが大事」 と指摘。 「文化・芸術・教育は不可欠のインフラ。 なくなれば、 生活も将来も破壊される」 と力説しました。  ミニシンポでは、 ワッハ上方 (府立上方演芸資料館) の伊東雄三館長、 国際児童文学館を育てる会の田丸信堯常任副委員長、 看護師の坂本幸一さん、 第二さつき作業所 (吹田市) の山口剛所長、 「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」 の大川育美代表が、 それぞれの分野の取り組みや橋下府政の問題点を報告しました。  文化行事では、 山村若本紀さんが上方舞 「鐘が岬」 をしっとりと披露。 大阪センチュリー交響楽団のメンバーが弦楽八重奏でモーツァルトの室内楽などを演奏した後、 この日の集会に向けて結成された合唱団と淀川区民合唱団が 「ジュピター」 (ホルスト) を歌い上げ、 最後に出演者と参加者で 「ふるさと」 を大合唱しました。

投稿者 jcposaka : 2009年02月20日

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