衆院候補かけある記 衆院16区 岸上しずき 大阪17区 坂本譲次
●衆院16区=堺市堺区・北区・東区=岸上しずき
16区内でわずかに残された田園地帯を宣伝カーで走行中、「もっと百姓大事にしてよ」と声が掛かりました。「自由民主というから自民党を支持してきたけど農政はむちゃくちゃ。百姓は食っていかれへん。先生頑張ってや」。後日「農業再生プラン」を持ってお宅におじゃましました。
この方は定年後農業に専念するようになったそうですが、いまではこの町内の専業農家は5軒のみ。トラクターやコンバイン、乾燥機、もみすり機など、1年に何回も使わない機械が各100〜200万円もする、と嘆いておられました。私は、戦後の自民党政治が大企業の工業製品を輸出する見返りに農産物を輸入自由化し、農家を犠牲にして食料自給率を低下させてきたことを指摘し、安い農産物を外国から輸入すればよいという政策が許されなくなっているいまこそ、農産物の価格補償、農家への所得保障の実施で農業を基幹産業として再建すべき、と強調しました。夫婦で身を乗り出すようにして共感され、「その通りや、ぜひ国会に出て実行してほしい、これから応援させてもらう」と激励してくれました。党地区委員会が取り組んだ紙智子参議院農林水産委員を招いての、農業再生シンポジウムのことも興味深く聞いておられました。
府会議員2期8年のうち、4年間環境農林常任委員を務めました。「この経験を今度は国政に生かし、皆さんのお役に立つ議員として国会で働かせて下さい」。訴えに力がこもります。
●大阪17区 坂本譲次
「ここは場所柄、いろんな人の演説を耳にするけど、坂本さんのがピカ一や。話の中身も私の思いにぴったりや」。こう言ってくれたのは、泉北高速鉄道・深井駅にある洋菓子店の店長さんでした。また、駅宣で定期的に出会う青年は、「二カ月後に選挙権を持てます。必ず坂本さんに入れますから、ぜひ政権をとってください」と、熱い声を掛けてくれました。
いま、宣伝に打って出れば、ビシビシと熱気のこもった反応が返ってきます。それもそのはず、先日訪問したハローワークさかいでは、連日2千人もの失業者が職を求めて駆け付けているんです。少ない職員がてんてこまいで対応している状況で、昼食をとるのが午後4時になる人もいるという話でした。
大企業優遇の自民・公明政治の下で、暮らしと雇用を何とかしてほしいという有権者の皆さんの思いは加速する一方だと感じています。そこへ明らかになった西松建設の民主・小沢代表や自民幹部たちへの献金疑惑。これほど、両党の本質を国民の目の前にさらした事件もありません。政治腐敗の元凶である企業・団体献金を一層するとともに、憲法違反の政党助成金も直ちに廃止しようではないかとの訴えにも、思わず力がこもります。
日本の国の主人公である国民の皆さんとの共同で、共産党の議席を何としても大きく増やし、国会での政党間の力関係を変える--------このたたかいもいよいよ正念場に入ったことを実感しつつ、日々の候補者活動にいそしんでいます。
投稿者 jcposaka : 2009年03月27日