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共産党議員団便り 議会の窓 交野市

2009年04月09日

 大阪府の北東部、 生駒の山すそに位置し、 里山・農地も残されている人口8万人弱の交野市では、 90年代の大型箱物建設、 土地開発公社による莫大な土地買収、 三位一体の改革により市の財政は厳しい状況となっています。

 市は、 財政健全化を基本方針とし、 市民サービスの切り下げを実施しています。  その中で、 市民の要求運動とも結びながら、 実現に力を合わせています。  公立幼稚園3園のうち1園の廃止計画に対しては、 多くの保護者と力を合わせ廃園凍結に追い込みました。  下水道使用量11・4%値上げ提案も、 運動により6・49%まで引き下げさせました。 JR星田駅のエレベータ設置は、 市民と共同した取り組みで昨年度実現し、 今年度は京阪河内森駅に設置されます。  8車線の第2京阪道路は今年度末に全線開通予定。 環境対策を求める20年以上の住民運動、 議会での要求で、 遮音壁・裏面吸音板・低騒音舗装などの成果を上げました。  開通後は、 国による環境測定に加え、 市の環境測定も上乗せできました。  介護保険料・国保料・医療費一部負担金の減免に加え、 市民税の減免要綱も整備させました。  今年度より介護保険料の所得段階は6段階から9段階となり保険料も引き下げできました。  また4月から妊婦健診助成を2回から10回に、 11月より乳幼児医療日助成を就学前まで引き上げます。 (坂野光雄・日本共産党交野市会議員団団長)

交野市議会=定数17・日本共産党の市議は3人。

投稿者 jcposaka : 2009年04月09日

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