府民のみなさん。日本共産党です。
　みなさんご承知のように、２５日、北朝鮮は地下核実験を行いました。これは、国連決議にも、六カ国協議の共同声明にも明確に違反する暴挙です。日本共産党はすぐさま志位委員長が談話を発表し、断固抗議しました。
　みなさん、いま世界は、核兵器廃絶に向かってかじを切ろうとしています。核兵器の廃絶を願う世界の世論に押されて、オバマ大統領はプラハで行った演説で、「核兵器のない世界」の実現を初めてアメリカの国家目標にする方針を発表しました。来年開かれる核不拡散条約再検討会議では、「核兵器廃絶を達成する核保有国の明確な約束」を議題にすることが決まっています。今回の核実験の強行は、こうした核兵器廃絶を求める国際世論に真っ向から逆らうことは明らかで、絶対に許せません。
　いま大事なことは、国際社会が一致して断固たる態度をとることです。国会でも、大阪府議会でも、北朝鮮の核実験に抗議する決議が全会一致で採択されました。日本共産党も、そのことを強く求めました。北朝鮮は、核兵器開発を放棄し、無条件で六カ国協議に復帰すべきです。
　日本共産党は、オバマ大統領に書簡を出し、核兵器廃絶に対してイニシアチブを発揮してほしいと求めましたが、このたびオバマ大統領から日本共産党に返事が届きました。その返書は、「この問題にたいするあなたの情熱をうれしく思う」と述べ、「思慮に富んだあなたの書簡に重ねてお礼を申し上げる」と、感謝の言葉で結ばれていました。
　また、日本共産党は麻生総理や国会の衆参議長とも懇談し、核兵器廃絶のための国際交渉開始にむけ日本政府としてイニシアチブをとるよう要請しました。
　日本共産党は、北朝鮮の核実験に断固抗議し、核兵器のない平和で安全なアジアのために、また一日も早く世界中から核兵器を廃絶するために頑張ります。来るべき総選挙でも、核兵器廃絶めざして一貫して頑張ってきた日本共産党を、大きく伸ばして下さい。
　６月８日・月曜日・午後５時３０分より、なんば駅頭にて、日本共産党の志位和夫委員長が、みなさんにお話しします。ぜひみなさんお越しください。またこの機会に日本共産党の「しんぶん赤旗」をご購読いただきますことをお願いまして、街頭からの宣伝を終わらせていただきます。ご協力ありがとうございました。