共産党議員団便り 「議会の窓」 吹田市
2009年06月11日
西松建設からの違法献金事件で、 吹田の阪口善雄市長側にも政治資金パーティーで、 西松ダミー団体から100万円の資金提供を受けたことが明らかに。 党議員団は3月議会と5月議会で質問しました。
西松建設は小学校の耐震改修工事4億7250万円、 ごみ焼却施設建設工事の下請として69億1950万円を吹田市から受注しています。 政治家とゼネコンの癒着そのもの。 しかし阪口市長は、 「知らなかった」 「法律は違反していない」 と言い逃ればかり。 真相を明らかにせず、 公共事業受注業者からの政治資金提供を辞めるとも言わない。 市長の責任は重大で、 私たちは引き続き追及していきます。この6月、 市長は財政健全化の 「事業仕分け」 の検討結果を公表。 すべての事業を見直して保育所、 学童保育、 図書館、 体育館などを市直営から民営化へ推進するといいます。 大型開発の一方で市民の暮らし削減、 公的責任放棄の市政運営が進められようとしています。
党市議団は住民と協力し、妊婦健診14回、学校の耐震化、 学童保育の時間延長、 中学校給食実施、 就職相談支援紹介窓口設置、 障害者施策の軽減、 介護保険料減免充実、 駅のバリアフリー、 多重債務相談、 35人学級など貴重な成果を上げました。 操車場問題についても、 公害貨物駅は移転強行ですが、 開発では 「環境」 をテーマに整備せざるを得なくなっています。 「産業振興条例」 も府下2番目に成立させました。 現実政治を動かし、 発言力を増す党市議団の責任は大きいものがあります。 (倉沢さとし団長)吹田市議会定数36人、 党市会議員は8人。
投稿者 jcposaka : 2009年06月11日