府民のみなさん、日本共産党です。
　いよいよ総選挙が近づいてきました。今度の総選挙は、２１世紀の日本の「進むべき道」が問われる歴史的選挙です。
日本共産党は、�@「国民の生活と権利を守る『ルールある経済社会』を築く、そのために異常な財界・大企業中心の政治を変える」、�A「憲法９条を生かし、世界とアジアの平和に貢献する『自主・自立の平和外交』に転換する、そのために『軍事同盟絶対』の政治から抜け出す」という、「二つの旗印」を高く掲げて総選挙にのぞみます。
この選挙は、「自民か、民主か」の「政権選択」の選挙だと、よくいわれます。しかしこの二つの党は、２１世紀の日本の「進むべき道」について、国民の前に示す「旗印」があるでしょうか。
麻生・自公政権は国民から見放されて、末期的状態に陥っています。
民主党は、「政権交代」を一枚看板にしています。それでは「政権交代」をしてどういう日本をめざすのかは、さっぱり見えてきません。
古い自民党政治に変わる新しい日本の展望を持つ日本共産党に、みなさんの大きなご支援をよろしくお願いいたします。
みなさん。日本共産党を伸ばしていただければ、私たちは、新しい国会でつぎの三つの仕事にとりくむことを、お約束します。
第一は、国民の願いを実現するリード役です。
労働者派遣法の抜本改正をおこなうことや、後期高齢者医療制度の廃止など、他の党とも協力できる問題では、問題ごとに協力して実現のためにがんばります。
第二に、日本共産党は、自民党と民主党による、間違った政治の競い合いの危険に正面からたちはだかり、そのストップ役としてがんばります。
たとえば、消費税では民主党は「年金財源のため」として3％の増税を打ち出しました。憲法では自民党も民主党の鳩山代表も憲法９条２項を削除して、海外で戦争をする国づくりをめざすことを明らかにしています。
また、民主党が衆院比例代表の定数を８０削減する提案をおこなっていることは、大問題です。「国会には民主党と自民党さえあればよい。共産党も、公明党も、社民党もいらない」というにひとしいものです。
こうした悪政への一番の歯止めとなるのも日本共産党です。
第三に、「財界・大企業中心」、「軍事同盟絶対」の政治を、「国民が主人公」の政治に変える、本当の政権交代に向けて、国民的な共同を前進させてがんばります。
今度の選挙は二票あります。比例選挙は日本共産党、小選挙区は（小選挙区候補名）に大きなご支援をお願いいたします。ご協力ありがとうございました。