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議会の窓・田尻町 小川雄司団長

2009年07月03日

 町の面積は空港島やりんくうタウンを含め5平方qほど。 かつての紡績工場跡地などで住宅開発が急速に進み、 子育て世代を中心に千人ほど人口が増え、 現在は8千人を超えています。

 共産党議員団は毎年、 全戸対象に 「私の願い聞いてよ 町政アンケート」 を実施し、 議会論戦を通じて住民要求実現をリード。 ことし7月から、 子ども医療費助成が小学3年生まで、 学童保育定員が30人増え、 夜7時まで、 それぞれ拡充されるなど、 子育て世代の声が町政を大きく動かしています。

 町では5年前に保育所と幼稚園を合わせた幼保一元化施設をスタートさせたものの、 少子化を理由に人口増加目標を無視して保育定数を22%も削減。 町唯一の幼保一元施設なのに、 「民間施設の力も生かす」 と自民党政治の安上がり保育を全面的に導入しました。

 その結果、 子育て世代の急増に対応できず、 3歳児幼稚園は中止、 幼保一元化開始2年目で国の保育定数緩和措置を適用する結果となり、 「広域保育措置」 として今年度は11人を泉佐野市内の保育所に入所決定する事態となっています。  若い母親らの間で 「3歳児幼稚園が魅力で引っ越してきたのに、 中止はひどい」 などの声が広がり、「3歳児幼稚園の復活を求める請願」 が全会一致で採択されました。 しかし町当局は 「一過性のもの、 新たな投資はしない」 という態度で、 共産党議員団だけが厳しく批判しています。  今後も住宅開発が予定される中、 保育施設の定員拡大、 幼稚園の3歳児保育復活は町政の最優先課題です。 共産党議員団は、 切実な町民要求実現に、 幅広い町民のみなさんと一緒に全力を尽くします。 (おがわ・ゆうじ)

 田尻町議会定数12、 党議員は2人。

投稿者 jcposaka : 2009年07月03日

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