日本共産党大阪府委員会は７日、 府庁内で記者会見を開き、 ２０１０年７月の参議院選挙大阪選挙区に、 大阪市会福島区選出の清水ただし議員 （41） を擁立すると発表しました。

　清水氏は 「大阪に日本共産党の議席を必ず取り戻し、 憲法９条を守り、 国民の命と暮らしを守る政治の実現のために、 府民の声を国政に届けたい」 と決意を述べました。 　会見には党府委員会の山口勝利委員長、 岩下経興書記長、 宮本たけし衆院比例候補、 宮原たけし府議団長、 下田敏人市議団長らが同席。 山口氏は、 「悪政から府民を守る防波堤として議席奪還は悲願」 と必勝を期すことを表明しました。 　参議院大阪選挙区は定数３。 70年代以降、 沓脱タケ子、 橋本敦、 吉井英勝、 山下芳生、 宮本岳志の各氏が当選。 定数１の補欠選挙で２度 「自共対決」 を制して議席を獲得するなど、 政治革新を求める府民の願いを国政に結んできた議席です。 　清水氏は会見の席上、 「市民の暮らしを守るためには国政を大本から変えるしかないと決意した」 と出馬理由を述べ、 「消費税増税や憲法改悪を許さないためにも幅広い府民の皆さんと一緒に９年ぶりの議席を勝ち取るために全力を尽くしたい」 と語りました。 　清水氏の略歴は次の通りです。 　しみず・ただし　68年吹田市生まれ。 大阪経済大学経営学部２部中退。 松竹芸能所属の漫才コンビなどを経て、 98年に日本共産党北地区委員会職員に。 07年４月、 定数２の大阪市会議員選挙福島区で初当選。 党北・福島地区常任委員、 大阪平和委員会理事。 趣味は映画と落語の鑑賞。 特技は合気道、 バナナの叩き売り。 家族は妻。