総選挙 子らに平和な社会を 大正区・田島ナリ子さん こつこつ千人と対話「共産党の議員増やしたい」
「子や孫たちに平和で安心して暮らせる社会を手渡すために、 選挙で勝って日本共産党の国会議員をもっと増やしたい」。 こう語るのは大阪市大正区の日本共産党平尾支部、 田島ナリ子さん (74)。 3月末から1千人以上の人に支持を訴え、 7月25日までに310人に支持を約束してもらいました。 活動地域の有権者は6100人。 支部・後援会では田島さんの奮闘にも力をもらい1500の得票目標を達成しようと連日の猛奮闘を続けています。
他党支持でも笑顔で仲良く
「あの、 ご相談があるんですが聞いていただけますか。 共産党への支持をお願いします」。 田島さんは、 外出時には日本共産党のビラを手に、 商店街や公園、 バス停など、 出会う人に次々と声を掛けて対話。 ノートにえんぴつで、 支持してくれた人には名前や連絡先を記入してもらい、 この日までに310人を突破しました。
「共産党は困っている人の味方の党や。 応援するよ」 「あなたみたいな熱心な人が好き」 などの反応が返ってきます。 もちろん他党支持の人もいますが、 「人間同士、 思想信条や支持政党が違っても仲良くしましょうね」 と笑って次の人に当たります。
そんな中で、 長年民主党支持だった知人が突然、 「今回は共産党に入れるね」 と声を掛けてきたケースもありました。 同支部の白沢ヒロエ支部長 (62) は、 「1票1票の積み重ねが大事。 田島さんの奮闘に、私はもちろん、 支部員みんなが励まされています」 と語ります。
田島さんは党員だった夫の影響を受けて、 7年前に入党。 2年前に母親と夫を相次いで亡くし、 ふさぎ込んでいた時、 党員に誘われて支部会議などに参加し、 持ち前の明るさを取り戻していきました。
困っている人ほっとけない
「共産党を大きくするために何ができるだろうか」 と考えた末に、 「足と口を使って支持を訴えよう」 と決意。 学習したパンフ 「自由と民主主義の宣言」 に、 小谷みすず府議や矢達幸市議らのサインを書いてもらい、 肌身離さず持ち歩いています。 スーパー前や公園などで困っているお年寄りを見つければ、 声を掛けて世話をすることもたびたびです。
約50年近く大正区で暮らしてきた田島さんは、 シャッターを閉めた商店の増加に胸を痛めてきました。 「地域で生活が苦しい人が増えているのが手にとるように分かります。 共産党の前進で政治の流れを変え、 昔のように、にぎわった商店街と、 誰もが楽しく暮らせる社会を実現したいですね」
この間、 田島さんが支持を訴えた人の中で、 2人が8月から 『しんぶん赤旗』 の読者になりました。
白沢支部長が語ります。 「田島さんのように、 真心を込めて訴えれば必ず相手に伝わるし、 そんな情勢の変化と日本共産党への期待の強さを感じます。 総選挙で勝利するためには、 何としても得票目標の突破が不可欠。 支部員みんなの力を合わせて頑張りたいですね」
投稿者 jcposaka : 2009年08月01日