議員団便り 箕面市
2009年10月30日
箕面市議会は、 昨年8月の市議選で自民7、 民主・共産・ 「市民派」 各4、 公明3、 無会派3という構成になりました。 わが党内で全国唯一と言われる車いす議員が当選し、 すぐに議場のバリアフリーがなされ、 車いす用の仮演壇が設置されました。 今は演壇の改良化が議会改革会議で検討されています。
「市民派」 市長の下で政策総括監を務め総務省に戻った人物を、 自公民が昨年8月の同時市長選挙で連れ戻し、 「全国一若い市長」 を売り物にして当選させ、 「市民派」 市長を1期で倒しました。 選挙直後の9月議会で日本共産党が乳幼児医療費無料化を通院・入院とも小学校入学前まで拡大する条例改正を提出したことを、 市長は 「拙速で安直な提案」 と口汚く非難しましたが、 予定より3カ月も早めて12月議会に、 通院は小学校入学前まで、 入院は中学校入学前まで所得制限なしで拡大する、 府内でも優れた内容の条例改正を提出しました。 明らかにわが党の提案がそうさせたと言えます。 市長の手法は、 府知事に倣いマスコミを利用して行動力を宣伝し、 「子育てしやすさ日本一」 を看板にして市民の目をそこにそらす一方で、 財政難を理由に他はなんでもかんでもばっさり削る 「緊急プラン」 を進めるところにあります。 彩都・箕面森町などの大規模開発の一方、 国保料や各種手数料値上げ、 障害者・ひとり親家庭の入院時食事療養費助成廃止などを含んでおり、 いま、 市民の猛批判にさらされています。 こんな市長にわれわれ4人の議員団は市民とともに立ち向かっています。 (さいとう・とおる) 箕面市議会の定数は25。 党議員は4人。
投稿者 jcposaka : 2009年10月30日