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なくせ貧困 国民大集会3万5千人 議員・候補者4氏先頭に 大阪からも600人 清水候補―集会・デモ・政府交渉―フル回転の2日間 

2009年11月13日

質問時間短い 議席増痛感

  「不況打開、 なくせ貧困、 雇用確保、 守ろう!いのちと暮らし」 をスローガンに8日、 東京都渋谷区の代々木公園で開かれた国民大集会 (同実行委員会主催) には、 全国から3万5千人、 大阪からも約600人が集いました。 日本共産党の清水ただし参院大阪選挙区候補・大阪市議も集会に参加。 翌9日早朝には大阪市会議員団として東京の築地市場を視察した後、 大阪実行委員会や 「みんなでつくる東大阪市民の会」 などと共に政府交渉に臨みました。 (長田淳之介記者) 関連記事2、 3面

 8日朝8時27分、 新大阪から大阪実行委員会貸し切りの新幹線車両に乗り込んだ清水候補は、 早速、 車内で参加者と交流。 各座席にあいさつに回る清水候補に 「頑張ってや」 の声が飛び交いました。  正午、 国民大集会の会場、 代々木公園に大阪の一行が到着すると、 すでに人、 人、 人の波。  集会では、 全労連の大黒作治議長が、 「国会闘争や地元国会議員への要請、 自治体当局や経済団体への働きかけを強め、 財界・大企業に社会的責任を果たさせ、 国民生活の危機打開と一日も早い内需中心の景気回復につながるたたかいを強めよう」 と開会あいさつ。  政党としてあいさつした日本共産党の志位和夫委員長は、 先の選挙で国民は自民公明政権に退場の審判を下したことは国民の勝利だとするとともに、 国民要求を実現するには新政権任せというわけにはいかず、 国民のたたかいにかかっていると述べ、 「たたかいを未来へ生かそう」 と呼び掛けました。  反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士が連帯あいさつした後、 民主商工会や労働組合JMIU、 医師、 新日本婦人の会、 民青同盟、 沖縄代表団などが発言。 農業者が、 「水より安い米ではやっていけない。 百姓一揆だ」 と叫ぶと、 会場が大きな拍手で包まれました。

切実な要求 胸に刻んで

 清水候補は集会後、 大阪からの参加者と共に、 明治公園までデモ行進。 途中、 シュプレヒコールの音頭をとる宣伝カーが離れた場面では、 清水候補は自分の携帯する拡声器を鞄から取り出し、 「働くルールを確立しよう」、 「米軍は日本から出て行け」 とシュプレヒコールをリード。 行進を盛り上げました。
 集会とデモ行進に参加した大照勝三さん (38) =東大阪市在住=は、 「参加者が多くて驚いた。 生活が苦しいのはいまや個人の問題ではなく、 一人一人が思いを持ち寄って集まり、 みんなに勇気を与え合ったと思う。 自分はこれまで自民党へ投票していたが、 地元に帰ったら他人のために自分に何ができるかよく考え、 実行していきたい」 と話していました。

国民の願いに応える政治を

 翌9日の午前5時から、 清水候補は、 大阪市会議員団の視察として、 北山良三市議と共に築地市場へ。 森本博行市場長などから話を聞きました。

 政府交渉は9時半から、 東大阪市民の会の厚労省交渉を皮切りに、 同会の経済産業省交渉、 大阪実行委員会の文部科学省交渉などに同行しました。  4時からは、 参議院予算委員会で後期高齢者医療制度と保育所の問題で政府を追及した日本共産党の小池晃議員の質問を傍聴しました。

 フル回転の2日間。 暮らし、 雇用など国民の切実な要求を胸に刻んだ清水候補は、 「実りある2日間でした。 生で見る小池議員はすごい迫力。 しかし10分という質問時間はあまりに短い。 国民の願いに応える政治を実現するには、 党の議席をもっと増やす必要があると痛感した」 と話していました。

投稿者 jcposaka : 2009年11月13日

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