10月４日から行われていた、 ２００８年度決算を審査する決算特別委員会は、 「一般会計決算」 の認定に決算委員全員が反対し、 市議会始まって以来と思われる、 不認定となる結果になりました。

　これは、 「上伯太線橋梁・道路工事」 で、 当局も 「工事内容の変更手続きが不適切」 として調査している状況での結果でした。 引き続き、 議員全員協議会や、 12月議会での審議を通じ、 問題点の究明と今後の対策をただして奮闘していきたいと考えています。 　決算審査では、 緊急対策が必要な 「新型インフルエンザ」 問題で、 周辺自治体と共同運営している 「泉州北部小児救急広域センター」 と 「和泉市休日急病診療所」 の状況や対応を質問しました。 　 「広域センター」 は前年同月比で９月が２・４倍、 10月が３倍となっており、 患者の待ち時間が増え、 医師の応援要請に対応していることや、 「診療所」 が９月は昨年比２倍の40人の患者数であることから、 １診から２診への対応が出来るよう、 医師会との調整があるが12月補正も含め準備中との回答を引き出しました。 　また以前から要望していた、 学童保育の時間延長や未実施校での開設問題では、 さらなる時間延長の実現はできませんでしたが、 未実施校の一つである南松尾小学校で、 来年度実施に向け保護者代表や校長などと話し合って、 検討しているとの回答を得ることができ、 実現の目処がつきました。 　市長交代や民主党政権など、 新しい政治情勢の下、 議員団では引き続き、 市民要望を実現させるため、 来年度予算に向けての要望書を市長に提出する準備をしています。 （さおとめ・みのる）

　和泉市議会の定数24。 党議員は３人。