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共産党・後援会決起集会「躍進期間」目標達成を 市田・清水必勝へ心一つに

2009年11月20日

 日本共産党大阪府委員会と大阪府日本共産党後援会が12日夜、 大阪市北区・中之島の中央公会堂で、 市田忠義書記局長 (参院比例代表候補) を迎えて 「参院選勝利! 『党躍進特別期間』 成功めざす大阪府党・後援会決起集会」 を開きました。 総選挙で国民が下した 「自民党政治ノー」 の審判の歴史的意義、 臨時国会で 「建設的野党」 の役割を発揮して奮闘する日本共産党の論戦と活動、 「躍進特別期間」 の取り組みなどについて市田氏が講演。 会場いっぱいの約1200人の参加者は、 参院選勝利への決意を固め合いました。

新しい政党配置 大激戦の様相に

 あいさつと報告に立った山口勝利府委員長は、 8カ月後に迫った参院選で比例5議席絶対確保へ、 市田氏の担当地域である近畿で160万票、 大阪では選挙区での清水ただし候補の勝利と一体に、 80万票以上の得票目標に挑むことをあらためて強調。 「大阪では8月の総選挙得票の1・7倍への飛躍へ、 もう一度、 真正面から挑戦していきたい」 と語りました。

 山口氏は、 大阪選挙区で民主党が現職を含む複数立候補を表明、 自民党も複数擁立を言い始め、 公明党も新しい候補者を検討していることを紹介し、 「新しい政党配置の下で、 3議席を争う大激戦。 清水候補必勝へ、 心一つにたたかい抜こう」 と呼び掛け。 来年1月の第25回党大会目指す 「党躍進特別期間」の目標を、 参院選勝利に向けた最初の関門として、 必ず達成しようと訴えました。

清水ただし候補 必勝の決意語る

 大阪市議団の渡司考一幹事長や東大阪市の瓢箪山支部の代表ら4人が発言したのに続き、 清水候補が登壇。 小型ハンドマイクを日ごろからキャリーケースに入れて持ち歩き、 時間があれば街頭で演説している経験や、 政治の焦点や日本共産党の政策を国民の目線で分かりやすく訴えている工夫を話しながら、 参院選必勝の決意を語りました。


政治前に動かす党を大きく
市田書記局長が講演


大阪と近畿が牽引車となり

 市田氏は、 来年の参院選が民主党政権誕生後の新しい政治状況の下での最初の選挙戦であり、 これまでとはまったく異なる新しい政党配置で戦われると指摘。「総選挙で始まった政治の前向きのプロセスがさらに前進し、 『財界・大企業中心』 『軍事同盟中心』の2つの政治悪から抜け出す方向に向かうかどうか、 それは日本共産党が伸びるかどうかにかかっている」 と述べ、 大阪と近畿が全国の牽引車となり、 比例 5議席と清水候補の当選を、 全力を挙げて勝ち取ろうと呼び掛けました。
 市田氏は、 総選挙での国民の審判は日本政治の 「新しい時期」 を開くもので、 3つの点で 「過渡的な情勢」 だと特徴付けました。

過渡的な情勢の3つの特徴

 第1に、 主権者国民が自公政治退場の審判を下したことは、 日本の政治にとって前向きの大きな一歩であること。
 第2は、 日本の政治は 「対米従属」 と 「大企業中心」 から抜け出す方向を定めるまでには至らず、 自民党政治に代わる新しい政治について、 本格的に探究する 「新しい時期」 が始まったこと。
 第3は、 民主党中心の新政権は、 情勢の過渡的な性格を反映して、 国民要求に基づく前向きの要素とともに、 逆行する問題点も顕在化していること。
 市田氏は、 こうした 「過渡的な情勢」 をつくり出したのは、 特に 「構造改革」 の下で深刻化した社会的格差や貧困の打開を求めて各分野で起こった国民のたたかいだと力説。 日本共産党は労働者派遣法の改悪に反対するなど、 情勢の前向きの変化をつくる上で重要な役割を果たしたことを強調しました。

政治を動かす共産党の役割

 さらに市田氏は、 「国民自らの切実な要求実現を出発点に、 政治的な体験を一つ一つ重ねる中で、 日本の政治をさらに前に進める自覚と力量を高めていく必然性がある」 と指摘。 その発展を後押しし、 促進するところに、 「『過渡的な情勢』 の下での日本共産党の役割がある」 と述べた市田氏は、 政治を一歩でも二歩でも前に動かすために力を尽くすと同時に、 「2つの政治悪」 をただす本格的な改革が必要であることを、 絶えず意識的に明らかにしていく見地が重要だと語りました。

躍進特別期間の目標達成へ

 市田氏は臨時国会での論戦を振り返りながら、 雇用問題、 後期高齢者医療制度の廃止、 保育所基準の規制緩和問題、 沖縄の米軍普天間基地問題について詳しく解明し、 「建設的野党」 の役割を発揮する日本共産党の真価を力説。 自民党の支持基盤が壊れ、 日本共産党との垣根がなくなってきていることを紹介しつつ、 「党躍進特別期間」 の目標達成へ、 互いに頑張ろうと訴えました。

投稿者 jcposaka : 2009年11月20日

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