日本共産党 国民の願い実現へ全力 平野区で演説会 市田・清水の両氏訴え
来年夏の参院選勝利を目指し、日本共産党の市田忠義書記局長(参院比例候補)と清水ただし参院大阪選挙区候補・大阪市議を招いた日本共産党演説会が11月28日、大阪市平野区で開かれました。550人が参加し、席が足りず立ち見が出ました。
清水候補は同区の演説会に参加するのは初めてのこと。自らの経歴や、阪神淡路大震災のボランティア活動を通じて政治に関心を持ったこと、後期高齢者医療制度など悪政に苦しむ人たちから聞かされた声などを紹介し、「財界・大企業に対して、雇用に責任を持ちなさい、使い捨て労働は駄目だ、働く人を大切に、中小企業を大切に、地球環境に配慮しなさい、こうしたことをはっきりと訴えることができるのは、企業・団体献金をいっさい受け取らない日本共産党にしかできない」と述べ、「大阪が燃えれば絶対に勝ち抜ける」と訴えました。 市田書記局長は雇用や子育て、教育、中小企業、米軍基地、後期高齢者医療制度の問題について、情勢と党の役割を話しました。 市田氏は民主党政権が後期高齢者医療制度廃止の先送りを表明していることについて、「『いま廃止すると混乱が生じる』という言い訳は、自公政権が使っていたものだ」とし、沖縄の普天間基地についても、「『(日米同盟について)共産党と見解が違う』という言い方も、自公と同じ」と指摘しました。 「これからの政治を国民の願う良い方向に向かわせるために、日本共産党は国民の皆さんの世論とたたかいに連携し、全力を挙げて頑張る」と決意を述べ、「核兵器も米軍基地も、安保条約もない日本を目指そう」と呼び掛けると、会場から大きな拍手が起きました。 演説会では山本陽子府議らがあいさつしました。 夫婦で参加した稲田滋見さん(74)は「共産党はイメージが変わればもっと伸びる気がする。(清水候補は)明るいし若い。会えばみんなが応援するでしょう」と話していました。
清水エッセイ
初めて月決めでお小遣いをもらったのは私が小学校低学年のころ。母親から1500円を受け取った時、「無駄遣いしたらあかんよ。計画的に使うんやで」と、まるでサラ金のキャッチコピーにも似た言葉で、釘を刺されたのですが、そこはまだ子どものこと。友人らにアイスクリームを振る舞ったり、おもちゃを買ったりして、初日からほぼ全額を使い果たしました。
とても苦い思い出になりましたが、「お金の管理は責任を自分で持つ」ことを勉強させられました。
さて、恵まれた環境で育ったことを自称している鳩山首相。つい最近まで、実の母親から毎月1500万円の現金を受け取っていたことが報じられています。
同じ「1500」でも、「万」があるのとないのと大違い!しかも、これが贈与なのか寄付なのか、貸し付けなのか、その「仕分け」もはっきりしないというのは理解に苦しみます。国民の疑問に応える責任が首相にはあるでしょう。
この献金問題をここぞとばかりに追及する自民党も歯切れが悪い。それもそのはず、大敗した総選挙の2日後に官房機密費を2億5千万円も“持ち逃げ”し、使途を聞かれても知らぬ存ぜぬ。国民があきれるのも当然です。
日本共産党は「政治とカネ」には清潔。企業献金も政党助成金も受け取らないからこそ、広く国民の皆さんに募金を訴えることもできます。どの演説会場でも、たくさんの募金が寄せられています。
厳しい経済情勢の中でも「ええお話聞かせてもらいました」「よう笑わせてもらった。はい、入場料(笑)」と、カンパをくださる皆さん。いつもおおきに!(しみず・ただし 日本共産党大阪市会議員・参院選大阪選挙区候補)
投稿者 jcposaka : 2009年12月04日