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議会の窓 泉南市 成田政彦市議

2009年12月04日

 泉南市は、関西国際空港の後背地として、面積16平方`bほどの人口6万4千人程度の海と山と田畑がある自然豊かなベッドタウンです。

 しかし市の借金は、この20年間、空港・同和優先の大型公共事業を続けてきた結果、一般会計予算220億円(08年)の2倍以上の488億円となり、借金返済額も24億円(08年)となっています。  それにもかかわらず現市政は農業公園に25億円(このうち借金12億円)、基幹農道に49億円(同10億8千万円)、市道信達樽井線に62億円(同37億円)と大型公共事業を続け、借金は増えるばかりです。  13年前から市は借金返済のための「行革」を実施し、市民に負担を押し付け、福祉・教育予算削減と公共料金値上げを続けてきました。党議員団は、このような住民犠牲は許さないと、市民とともに頑張ってきました。  市は、3年前から保育所2カ所、総合福祉センターなどに指定管理者制度を導入し、民営化を押し進めているほか、財政難を理由に市立幼稚園9園のうち8園を廃止し、2園に統合しようとしています。  これに対し党議員団は、保護者や市民と協力して反対署名5千人分を集めるなど反対運動を強めています。樽井地区では市民自身から4千人分も反対署名を集めています。  9月議会に市は、2億円以上の水道料金の値上げを提案してきましたが、党議員団は議会各派と協力して否決し、また10月にも保育料金を最高で倍になる値上げをしたいと議会に説明してきましたが、これも議会各派と協力して値上げを凍結させました。  来年の5月は市長選挙ですが、党議員団は市民無視の市政を変え、市民本位の市政実現のために頑張る決意です。(なりた・まさひこ)  泉南市議会の定数は20。党議員は4人。

投稿者 jcposaka : 2009年12月04日

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