歴史的情勢の下での大会、参院選 「国民主人公」の政治へ勢いよく 山口勝利共産党府委員長
2010年01月01日
新年おめでとうございます。昨年は大きなご支援をいただきありがとうございました。総選挙が開いた新しい情勢の下で、いよいよ2010年代を迎えました。党躍進の歴史的時代とするため、心を新たに力を尽くす決意です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
日本の政治は、「過渡的な情勢」と特徴付けられる、「新しい時期」を迎えています。自公政権による暮らしの苦難、平和の危機を取り除きたいという、国民の強い願いが情勢を前向きに動かしています。同時に、「異常な対米従属」「大企業・財界の横暴な支配」から抜け出す方向はまだ定まっていません。多くの国民が模索の途上にあり、新しい政治を本格的に探究するときを迎えています。
国民がさまざまな政治体験を通して認識を発展させ、政治をさらに前に進める自覚と力量を高めていくことになります。それを後押しし促進していくために、国民要求に応えて現実政治を動かす、新しい日本への改革を目指す国民的合意をつくる、日本の政治の反動的逆行を許さない、この3つの任務に力を尽くしていきます。そうすれば、「過渡的な情勢」を前向きに抜け出し、「国民が主人公」の民主連合政府を樹立する道が開けてくると確信しております。
自公政権退場のもとで、住民の利益に立った意見書・決議が採択されるなど、大阪の地方政治にも大きな変化が起きつつあります。いまこそ「住民福祉の機関」を取り戻すたたかいを進めていきましょう。橋下大阪府知事の大規模開発につながる無謀な府庁移転計画など、無駄な大型開発、福祉切り捨ての「地方行革」をくい止めるために、日本共産党の役割が一段と重要となっています。
参議院選挙まで6カ月、いっせい地方選挙まで15カ月となりました。参院選では、80万票以上の得票目標の実現に正面から挑み、市田忠義書記局長を含む比例代表5議席を絶対確保し、大阪選挙区で清水ただしさんの議席獲得へ全力を挙げてたたかい抜きます。いっせい地方選挙では、大阪府議会、大阪市議会、堺市議会をはじめ、各地方議会で議席増と得票目標の実現を目指し、参院選と一体にたたかいます。河内長野市、泉佐野市議選をはじめ、中間選挙の勝利を目指します。
1月13日から、第25回党大会が開催されます。歴史的な情勢のもとでの歴史的な党大会となります。党綱領と党大会決定を指針に、2010年の仕事に勢いよく踏み出してまいります。
投稿者 jcposaka : 2010年01月01日