市田忠義のぬくもりエッセイ
2010年01月08日
愛知に住んでいる息子には2人の娘がいる。2人の写メールを見るのが楽しみだった。そこへ、もう一つの楽しみが加わった。去年の12月8日に京都にいる娘に待望の子どもが産まれた。初めての男の孫だ。毎日写メールを送るよう命じている。
実にかわいい。「孫はどんな顔をしていてもかわいいもの。爺バカだ」とみんなに笑われている。私は真顔で反論する。「いや、確かに爺バカかもしれないが、それを差し引いてもかわいい。客観的に見てもかわいい」と。こういうのをやはり爺バカというのだろう。
愛知の孫は4歳と2歳、京都は産まれたばかり。この子たちが、そして日本中の子どもたちが、伸び伸びと健やかに成長できるような社会をつくることが、大人の責任だとつくづく思う。
孫たちが成人式を迎えるころ、私はおそらくこの世にいないだろう。今頑張らねばならない。元日は京都の八坂神社・祇園石段下、大阪南森町で、3日は神戸の大丸前で街宣、京都に戻り南座での前進座公演の幕間あいさつ。4日は、党本部で新年党旗びらき。13日からは党大会。通常国会も間もなく召集される。忙しい正月だがなんとなく胸が踊る。
うららかな春は
きびしい冬のあとから来る
可愛い蕗のとうは
霜の下で用意された(百合子)
(日本共産党書記局長・参院議員)
2月から第1日曜日に掲載
投稿者 jcposaka : 2010年01月08日