議会の窓・豊能町 高尾靖子議員
2010年02月26日
豊能町(人口2万3544人)は、大阪北部の自然に恵まれた中山間地にあり、地形は、東(旧農村)・西(住宅開発)地区に分断され、箕面市・能勢町などを通らなければ行けません。
西地区は、能勢電鉄の3駅に団地が広がっており、人口の大半を占めています。妙見山から流れる初谷川は、大阪府・緑の100選に選ばれている名所です。
町は、2010年度税収・交付税の減額・高齢者医療などで財政難を理由に、福祉・暮らしに厳しい行財政改革を推進しています。ごみ有料化、上下水道料金値上げ、巡回バスの減免廃止(一部除く)などです。また、今後これまでの事業を反映するならば、2011年度は赤字、2012年度には早期健全化団体、2013年度は財政再生団体に転落と想定しています。
こうした財政危機は、前政権の「三位一体改革」、豊能郡美化センターのダイオキシン発生によるこれまでの町負担金(交付金除く)約20億円や長期間の同和行政などの影響です。
日本共産党は、同和問題を一貫して追及し、各種給付金・無料駐車場は条例改正させ、町営にさせました。
昨年9月の町議選挙では議員定数が18から14になりました。日本共産党が町議会で議席を得てから約40年、党議員団は「町民が主人公」を貫き要求実現に奮闘してきました。
日本共産党は、町の宝を探し、豊かな経験とエネルギーに依拠した住民参加の町づくり、未来ある町政にするため奮闘中です。(たかお・やすこ)
豊能町議会の定数は14。議員は1人。
投稿者 jcposaka : 2010年02月26日