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議会の窓 岸和田市

2010年04月16日

 だんじり祭りで知られるだけでなく、山から海までの自然に恵まれた町です。また、城下町と明治時代から織物の産地として発展してきました。

 32年間続いた原民主市政最終年の2005年に市の最高規範として位置付けられた「岸和田市自治基本条例」が施行され、あらためて町づくりの主人公は、市民であると宣言されました。  この年の11月に原市長が引退し、市長選挙で民主市政継続はできませんでした。現市長は、「財政難」を最大の理由に、「きしわだ行財政再生プラン」を作成し、職員数の削減、事務事業や組織の見直し、保育所の民営化、小学校給食の調理洗浄業務の民間委託を推進しています。  さらに、今年度から普通ごみの有料指定袋制を導入。しかしこの制度については、議会の議決が遅れ、1年遅れて実施せざるを得なかったことからも、いかに全市民に負担を強いる制度であるかを物語っています。  このように次々と公的責任が後退させられている中で「自治基本条例」の本旨を生かして、市民の暮らしを守り、真に市民が主人公の町づくりを進めなければなりません。  議員団としては、市民病院は医師・看護師不足の中でも、救急医療を守り、地域の中核病院としての役割を果たすこと、また、1907年に設立され、就職率100%を長く誇ってきた市立産業高等学校を、この就職難の時にこそ充実させること、浪切ホール、文化会館、自泉会館等文化施設を通じ、文化を行政の中に根付かせていくことなどが重要だと思っています。(おがわ・かずお)  岸和田市議会の定数は26。党議員は5人。

投稿者 jcposaka : 2010年04月16日

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