>>>ひとつ前のページへトップページへ

山田みのり候補 勝利目指し全力 23日投票大阪市福島区市議補選

2010年05月14日

 14日告示、23日投開票で行われる大阪市福島区市議補選で、日本共産党の山田みのり候補は「大型開発を推進し、住民サービスを切り捨てるという、古い政治を進める他党を許すことはできない」と、清水前市議の議席を受け継ぎ、守り抜いて、住民の願いを市議会へ届けるため、奮闘しています=写真(2面に続く)。

大阪市福島区市議補選
大阪を駄目にしたオール与党 区民の願い届けてきた共産党
山田みのり候補が全力

 (1面からの続き)大阪市福島区では、3年前のいっせい地方選挙で清水前市議がトップ当選し、16年ぶりに同党の議席を取り戻しました。
 清水前市議は、厚生年金病院の公的存続が決定したことをはじめ、競輪場外車券売場開設計画を中止に追い込み、中央卸売市場の振興や保育所増設など、住民要求を市議会へ届け、多くを実現してきました。
 また区民の「駆け込み寺」として、山田候補と共に生活相談活動にも力を入れてきました。山田候補が3年間に取り組んだ生活相談は500件を超えます。
 山田候補は、同区でのこうした日本共産党の役割を引継ぎ、▽国民健康保険(国保)料の1人あたり1万円引き下げ▽中学校給食完全実施―などを訴えています。
 9日の事務所開きには約200人が参加。日本共産党大阪市議団が勢ぞろいし、山田候補と清水前市議、山口勝利府委員長、下田敏人市議団長、中央卸売市場の仲卸業者らが訴えました。
 山田候補は、「大阪の経済を駄目にしたのはいったい誰か。中小企業の町で大企業を優遇し、市民の暮らしが大変なのになんの手も打たなかったのはいったい誰か。無駄遣いに反対し、市民の願いを議会へ届けたのは日本共産党ただ一党だけではないか。市政の転換のために全力を尽くす」と決意を表明しました
 橋下徹知事と自民党府議の新党「大阪維新の会」も、補選に候補を擁立します。
 山口勝利府委員長は、新党に参加する府議らが自民党籍を残していることを、「本籍も現住所も自民党」と評し、市営地下鉄の売却益でさらなる大型開発を進めるとする新党の狙いは、「かつて関西財界が言い出し、自民党が主張してきたことと全く同じ」と指摘しました。
 同日、「大阪維新の会」が同区内で開いた初のタウンミーティングで、橋下代表は「子どもからお年寄りまで、全部が全部、素晴らしい裕福なサービスを受けられる町なんていうのはあり得ません」と述べ、世代間の対立をあおり、住民サービスをさらに切り捨てる姿勢を見せました。
 そして「維新の会」が進めるとしたのは、関西国際空港と市街地を結ぶ鉄道整備や高速道路建設、法人税を減税する特別区の創設など、さらなる大型開発推進と大企業優遇でした。
 民主党と自民党の公認候補も出馬表明。民主は与党にもかかわらず、「市政を変えたい」と訴え、自民の公認候補は現職市議の息子で、具体的な政策を示していません。

投稿者 jcposaka : 2010年05月14日

トップページへ ひとつ前のページへ ページ最上部へ
ご意見・ご要望はこちらから