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参議院選挙の結果について

2010年07月14日

          2010年7月12日 日本共産党大阪府常任委員会

 7月11日に投・開票がおこなわれた参議院選挙で、大阪選挙区は、清水ただし候補が366,105票(得票率9.36%)を獲得しましたが、議席奪還を果たせず残念な結果となりました。比例代表選挙は、大阪で359,722票(得票率9.26%)、全国で3,563,557(得票率6.09%)を得票、市田忠義書記局長の三選を果たし、3議席を獲得しました。
 清水ただし候補、日本共産党に支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、昼夜を分かたず奮闘された後援会員・支持者のみなさん、党員のみなさんに、心から感謝を申し上げます。同時に、得票を大幅に後退させ、大阪選挙区の議席奪還、比例代表の躍進をかちとれなかったことをお詫びし、問題点をふかめ新たな巻き返しをはかります。

参議院選挙では、候補者を先頭に消費税増税を許さない、暮らし応援の経済政策への転換、米軍普天間基地の無条件撤去などを訴え、暮らしと営業応援で大阪を元気に―「清水ただし5つのプラン」を提案してたたかいました。この政治論戦が大きな威力を発揮しましたが、有権者の気持ちと噛み合わせ、広げる知恵と努力がもとめられました。
 大阪でも、昨年の総選挙での自公政治退場の審判に続き、参議院選挙では期待と公約を裏切った民主党政権への厳しい審判となりました。民主党政権が、米国に忠誠を誓い、財界追随に身を落とすもとで、財界にも、アメリカにも、国民の立場でモノが言える日本共産党の役割は、「国民が主人公」の新しい政治を開く確かな力となるものです。

清水ただし候補が、持ち味を生かして政治を分かりやすく語り、明るく元気に勢いある選挙の先頭に立ちました。それが、新たな層への支持を広げ、党と後援会に新鮮な活力を広げました。市田忠義書記局長とともに、神田美佐子比例代表候補が奮闘し、労働運動、女性運動はじめ、各分野のたたかいを促進する力となりました。
 党員、読者、後援会員による草の根のネットワークが、支部が主役の選挙戦の発展に向けて大きな力を発揮しました。1千8百余の党支部、2百人を超える地方議員・候補者のみなさんによる、ねばり強い生活相談や日常的な要求運動が、日本共産党への信頼と支持を広げる大きな力となることも浮き彫りになりました。

 参議院選挙の教訓は、各方面の意見によく耳を傾け、綱領と大会決定の立場で、政治論戦、組織活動など、事実に即して深めていきます。大阪選挙区得票が1位の福島区、2位の此花区、西淀川区、大正区をはじめ、党員、読者、後援会員を増やし、結びつきと要求に根ざした活動を日常不断に推進しているところで、積極的な得票結果を出していることは、ただちに生かすべき重要な教訓です。
参議院選挙の結果を受けて、新たな政治的激動が始まっています。日本共産党の値打ちと役割を学び、公約実現の運動、支持者・有権者との対話、党勢拡大に踏み出し、次の国政選挙、来春のいっせい地方選挙勝利に向けて、新たな奮闘を開始していく決意です。

投稿者 jcposaka : 2010年07月14日

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