国保料引き下げ・子ども医療費拡充・震災対策 予算組み替えで暮らし応援 府議会総務委 宮原府議が知事に提案
2011年03月19日
14日開かれた府議会総務常任委員会で、日本共産党の宮原たけし議員は、2011年度予算案の組み替えを橋下徹知事に提案しました。
宮原議員は質問に当たって組み替え内容や財源などを示した資料を提示(下表)。暮らし応援・福祉充実では、国民健康保険料の引き下げや、子ども医療費助成の拡充で府が役割を果たすこと、府的障害者団体の運営費補助や街かどデイハウスへの支援の復活を求めました。
府民の安全と教育では、学校警備員の継続や、千里救命救急センターの府独自補助の復活を盛り込むほか、中学校給食では、市町村の初期投資への支援を2分の1から3分の2へ拡充するため、債務負担行為(5年間)を246億円から330億円に拡大するもの。地震対策では住宅の耐震改修、河川の老朽護岸対策などを盛り込んでいます。
組み替えのための財源としては、財政調整基金789億円から258億円を取り崩すほか、2010年度の決算余剰金の活用を挙げています。そのほか、阪神高速道路や安威川ダム、箕面森町など不要不急の大型開発の見直しを提案しています。
橋下知事は「ご意見として承りたい」と答えました。
投稿者 jcposaka : 2011年03月19日