一斉地方選後半戦 日本共産党 17市4町で72氏当選 八尾市(定数4減)で6氏全員当選 吹田市で8氏当選.議会第1党を維持
いっせい地方選の後半戦が4月24日投開票され、府内17市4町の議員選で、前回から議員定数が計19削減される中、日本共産党は72人(前回84人)が当選しました。(関連記事2・3面、7面に党派別得票一覧と議員選開票結果表を掲載)
12市3町で全員当選 4市1町で11議席減
日本共産党は後半戦で、東日本大震災の救援・復興とともに、「福祉・防災のまちづくり」を掲げ、高すぎる国民健康保険料の引き下げや子ども医療費助成の拡充、学校などの耐震化促進などを訴えてたたかいました。
市議選では吹田が8人全員当選で議会第1党を維持。八尾、富田林、藤井寺、大阪狭山、高石、岸和田、泉大津、貝塚、寝屋川、門真、四條畷の11市でも全員当選しました。
1市2町で占有率2割
八尾市では定数が前回32から28へ4減となる中、現有6議席を守り抜き、議席占有率を18・75%から21・42%に高めました。
寝屋川市では、定数が32から28へ4減の中で現職候補5氏が全員当選。富田林市(1減)で現職3氏、藤井寺市(2減)で現職と新人の計2氏、大阪狭山市(1減)で現職3氏がすべて当選しました。
町議選では、日本共産党は、熊取、田尻、岬の3町で全員当選。
熊取町は定数が16から14に2減となる中で現職3氏が全員当選し、議席占有率は18・75%から21・42%に。田尻町では定数が12から10に削減される中で現職2氏が共に当選、得票数は813票と前回から44票伸ばし、議席占有率は16・66%から20・00%となりました。
定数2減となった忠岡町で日本共産党は1議席を失いましたが、得票数は2389票で前回から107票伸ばしました。
枚方市では現有6議席から3議席に後退。池田、高槻、守口の3市で2議席減、豊中市で1議席減となりました。
後半戦での日本共産党以外の各党の獲得議席数は、民主党47(前回46)、自民党39(同44)、公明党100(同104)でした。
5市長選で候補が奮闘
一般市町議選と同時に投開票された9市長選のうち、日本共産党が推薦・支持した候補者では、寝屋川市の長野邦子氏、八尾市の永井貴美子氏、吹田市の正森克也氏、池田市の柴田外志明氏、泉佐野市の高道一郎氏がそれぞれ健闘しましたが、及びませんでした。
投稿者 jcposaka : 2011年04月29日