救援・復興と選挙勝利へ 日本共産党国会議員の訴え

いっせい地方選挙を目前に控えた3月26、27両日、日本共産党の穀田恵二国対委員長、山下芳生参院議員、宮本岳志衆院議員が相次いで大阪入り。府議候補、大阪市議候補らと共に街頭演説を行い、東日本大震災の被災地救援・復興に向けた党の活動を報告するとともに、日本共産党の立場と政策を力強く訴えました。
穀田恵二・党国対委員長(党東北太平洋沖大震災対策本部事務局長)は3月26日、大阪市西成区、平野区、枚方市の3カ所で街頭演説。<_p>
穀田氏は岩手県出身。「わがふるさとが大きな痛手を被りました。亡くなられた方々にあらためて哀悼の意を表し、被災された皆さんにお見舞いを申し上げます」と切り出し、政府・各党震災対策合同会議での活動や国会論戦について報告しました。
合同会議で「一番最初に言ったのは、ガソリンを必要な所に必要なだけ届けるということ」と穀田氏。地元自治体が被災者支援、復旧に苦闘している中で、政府が責任を持って届けるよう迫ったと語りました。
福島原発の事故についても穀田氏は、福島第1原発から半径20〜30`圏内の屋内退避の対象区域となっている住民の生活が困難になっている中、政府が言う「自主避難」ではなく、国が責任を果たすべきという日本共産党の主張を紹介しました。
さらに穀田氏は「生活とコミュニティーの再建こそ復興の基礎」と強調。衆院国土交通委員会(3月25日)で、政府が進める「国際戦略港湾」事業を見直し、その予算を災害復旧に見直すよう求めたことを紹介しました。
同事業は阪神や京浜の5港を「国際戦略港湾」に指定し、20年までに約5500億円、11年度予算で514億円(国費327億円)を投じるというもの。穀田氏は「青森から茨城にかけての14港湾が機能停止し、復旧には1兆円以上かかる。『国際競争力強化』の名で5500億円も掛けるお金があるのなら、物流や漁業の拠点の復興に使うべき。これが国会の対決点です」と訴えました。
阪神大震災の教訓生かして
被災者の生活再建を第一に
山下芳生・参院議員(党震災対策本部員)
山下芳生参院議員(党東北地方太平洋沖震災対策本部員)は3月26日、大阪市の淀川、福島、此花、港各区で街頭演説し、「国難」ともいえる今回の大震災で政治が果たすべき責任を訴え。日本共産党が政府に協力しながら、被災地から届く声を基に、積極的に提案し、問題点を指摘していることを語りました。
財界優遇制度中止で財源を
財界・米政府に物言ってこそ
宮本岳志・衆院議員
3月11日、北海道での調査活動と演説会弁士を務めるため、千歳に向かう飛行機内で地震が起きたことを知った宮本岳志衆院議員は、翌12日、漁港などが大きな被害を受けた被災地に入り、状況を聞きました。

投稿者 jcposaka : 2011年04月02日
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