社会保障と税の一体改悪°魔キな 近畿総決起集会に1千人
2012年03月09日
「ストップ!社会保障と税の一体改悪、やさしい社会をつくろう3・3近畿総決起集会」が3日午後、大阪市中央区の御堂会館で開かれました。近畿2府4県の保険医協会、歯科保険医協会、民医連、社保協、全労連近畿ブロックなどでつくる実行委員会の主催で、大阪はじめ近畿2府4県から1千人以上が参加。難波まで御堂筋をデモ行進しました=写真。
基調報告した実行委員長の小澤力さん(大阪府歯科保険医協会理事長)は、「社会保障と税の一体改革」に共通するのは、収入に応じて平等に負担する「応能負担」ではなく、「応益負担」の強制だと述べ、「自己責任」「自助努力」を押し付ける社会ではなく、「人間を大切にし、豊かに安心して暮らせる社会をつくるために立ち上がろう」と強調。橋下徹大阪市長による「教育基本条例案」「職員基本条例案」や「思想調査」は、「憲法を踏みにじるファッショ的な手段だ」と批判しました。 リレートークでは6人が発言。消費税増税問題で訴えた兵庫県商工団体連合会の村上哲也副会長は、「国民の6割が反対しているのに、一体改革大綱を閣議決定した野田政権に断固抗議する。消費増税は中小業者の営業を破壊するもの。全力でたたかう」と語りました。 岸和田市の開業医・安田雅章さん(大阪府保険医協会理事)は、子どもの医療費の小学校卒業までの無料化と65歳以上の高齢者の医療費負担軽減を求める「みんなのあんしん医療署名」の取り組みを報告。「もの言う医者≠ノならないと社会保障は守れない」と強調しました。 集会には日本共産党の宮本岳志衆院議員が駆け付け、連帯あいさつしました。(2012年3月11日付け「大阪民主新報」より)投稿者 jcposaka : 2012年03月09日