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2条例の具体化やめて教育条件の整備・拡充を 共産党府委が「教育改革提言」

2012年04月21日

 日本共産党大阪府委員会は17日、教育改革提言「教育の主人公は子どもたち―みんなで力をあわせて、子どもを人間として大切にする教育を」を発表しました。
 提言では、維新の会が3月の府議会で強行し、5月の大阪市議会でも押し通そうとしている「教育基本条例」の問題点として、@教育への徹底した競争原理導入、A教職員を支配・統制し、首長への絶対服従を迫る、B政治権力による教育支配を禁じた、憲法の民主主義と教育についての原則への違反を指摘。条例の具体化を許さず撤廃を求めるとともに、大阪市議会では廃案にすることを強く求めています。
 その上で、提言では、大阪の教育をよくするための6項目を提案。第1に2条例の具体化をやめさせ、@「教育振興基本計画」は条件整備計画に、A公立高校学区廃止と高校つぶしをやめさせる、B小中学校選択制と学力テスト平均点公開をやめさせる、第2に、すべての子どもに学力を保障する学校をつくるために、少人数学級はじめ教育条件を抜本的に拡充、第3に、経済的な理由で学業を断念する子どもがないように、高校授業料無償化を継続し、給付金奨学金制度を創設、第4に、子どもを真ん中に保護者、教職員らが力を合わせて学校改革を進める、第5に、民意を反映する教育委員会へ、教育委員選挙と教育会議を行う、第6に、卒業式・入学式で、国旗・国歌を強制しないルールをつくることを挙げ、府民的討論と共同を呼び掛けています。
5月19日に懇談会
宮本衆院議員が報告

 日本共産党大阪府委員会は「子どもの成長と教育を語り合う懇談会」を5月19日(土)午後2時から、大阪市西区民センターホールで開きます。
 懇談会では、同党がこのほど発表した「教育改革提言」についての説明、宮本岳志衆院議員からの報告、参加者からの発言と懇談が行われます。
 地下鉄西長堀駅下車。06・6762・8771府委員会。(2012年4月22日付「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2012年04月21日

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