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日本共産党街頭演説例 2012年5月29日

2012年05月29日

 日本共産党大阪府委員会
  府民のみなさん、日本共産党です。「政権交代」から2年9カ月がたちましたが、「自民党政治を変えてほしい」という国民の願いは、ことごとく裏切られたのではないでしょうか。野田・民主党政権は、いまだに原発にしがみつき、再稼働への動きを強めています。消費税の大増税、普天間基地の「辺野古移設」、TPP・環太平洋連携協定への参加など、どの問題でも自民党以上のひどい政治です。
 これらは、みんな国民の要求ではなく、アメリカや財界の要求です。アメリカや財界に言われたら、国民がいくら反対しても「政治生命をかけてやる」というのでは、支持率が低落するのは当然です。
 みなさん、日本共産党は5月24日に全国会議を開き、この「アメリカいいなり」「財界中心」という古い政治のしがらみを断ち切って、いまの閉塞感を打ち破り、新しい日本の国づくりの展望を明らかにしました。
 原発の問題では、財界いいなりをやめて原発ゼロを決断すれば、新しいエネルギーの開発にも本腰が入ります。
 税金や社会保障の問題では、消費税頼みではなく、大金持ちと大企業に応分の負担を求めて福祉の財源がつくれます。
 「アメリカいいなり政治」の問題では、安保条約をなくしたら、すべての基地をなくし、沖縄の願いが達成できます。アジアでの平和の枠組みづくりを日本から広げることができます。ぜひごいっしょにこうした日本改革の道を切り開こうではありませんか。
 同時にみなさん、この閉塞状況につけこんだ橋下・「大阪維新の会」の野望を打ち砕かなければなりません。
 橋下・「大阪維新の会」は斬新なように見えますが、実際は古い政治そのものです。憲法改悪や、日米同盟強化とTPP参加を推進するという、アメリカいいなり政治です。原発問題で、橋下氏は、再稼働に反対する発言もしましたが、結局は、「節電がいやなら再稼働するしかない」と言い出しています。しかも彼らは、たんに古い政治というだけではなく、恐怖政治と独裁政治を持ち込んでいます。大阪市職員全員を対象に、違憲・違法の「思想調査」を強行し、府立高校の卒業式の「君が代」斉唱のさいには「口元チェック」まで行いました。
 みなさん、いまの政治の行き詰まりの根源となっている「アメリカ・財界いいなり政治」にも、橋下・「大阪維新の会」の独裁政治にも正面から立ち向かっているのが日本共産党です。来るべき総選挙では、新しい改革プランをかかげて奮闘する日本共産党を大きくのばしてください。ぜひみなさんの大きなご支援を宮本たけし衆議院議員、清水ただし大阪府委員会副委員長と大阪○○区でお世話になります○○○○にお寄せいただきますようお願いします。またこの機会に日本共産党の「しんぶん赤旗」のご購読をお願いしまして、宣伝を終わらせていただきます。

投稿者 jcposaka : 2012年05月29日

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