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「共産党が伸びなければ」 共産党の改革案に 希望 共感 勇気 日本共産党委員長・志位さんとトークセッション

2012年05月26日

青年ら800人集う

 「この世に生を受け、意味のある人生を送りたいと思いました。本当に心がゆさぶられました」(26歳女性)、「企業やアメリカの言いなりにならない共産党が伸びなければいけない。皆が幸せになれるように頑張りたい」――――大阪の若者たち800人が参加した大阪青年トークセッション(20日、大阪市内。日本共産党府委員会、民青同盟府委員会主催)。同党の志位委員長の講演に身を乗り出して聴き入る人、熱心にメモを取る人、両手を上げて拍手をする青年、志位氏と参加者の一問一答(8面参照)では、同世代の質問にうなずいて聴く青年たちの姿など、共感が広がりました。

 BGMが流れる中、ノーネクタイで登場した志位委員長は、1時間講演。国会質問の時に使ったパネルも使いながら、消費税増税に頼らない経済改革と軍事に頼らない平和の安全保障という、財界とアメリカ言いなりの政治から抜け出した後の展望を語りました。この後90分にわたって行われた一問一答では、会場から矢継ぎ早に手が上がり、原発、就職難、橋下・維新の問題と多岐にわたる質問に、志位氏が答えました。

裏切らない

 「日本共産党が政権をとっても民主党みたいに国民を裏切らない政党だと分かりました」と納得の様子で感想を語るのは大阪市西成区の会社員女性(29)。「沖縄の基地被害の実態は本当にひどい。1日も早く安保をなくして平和な日本を実現したい」
 両親に勧められて参加した西村康弘さん(22)=大阪市浪速区在住=は、「テレビでは、自民党も民主党も僕たちのことを考えてくれているようには見えない。きょうは熱気を感じた。いつの間にか席もいっぱいになって。平和外交の話はとても勉強になった。学校でも平和の授業はあったけれど、そこでは聞けない話だった。これからも勉強したい」と語っていました。

知らせたい

 女子学生(19)は、学生の学ぶ権利を守るために学費ゼロの展望が示されたことに共感。「家計の心配なく誰もが教育を受けられる社会になってほしい」と語りました。
 会社都合による失業を2度経験し、現在、就職活動中の女性(29)は、「日本では失業給付も不十分で、中途採用も厳しいのが現実。ヨーロッパのように均等待遇が当たり前の社会になってほしい」と話していました。
 ことし4月、入党したばかりの安達文男さん(31)=倉庫管理のアルバイト、大阪市大正区在住=は、「ヨーロッパでは、派遣社員も非正規も正社員も賃金が同じで、失業保険も3年以上あるという話は、すごいと思った」と話し、「共産党の人に相談に行った時、親身になってくれた恩返しをしたくて党に入った。共産党は弱い者の味方で、橋下とは正反対ということをみんなに知らせたい」。
 トークセッション後、日本共産党に入党した26歳の女性会社員は、「私の周りには共産党を支持する人がほとんどいませんが、私と同じように考えている若い人がこんなにたくさんいることが分かり、うれしかった。きょうの話を聞いて、声を上げていかなければ平和を守れないことが分かりました。頑張りたい」と話していました。

声を上げたい

 会場で集めた感想用紙には、「すべての質問によどみなく、ブレることなく答えている姿はとても“カッコイイ”と思いました」などの声が寄せられました。
 24歳男性は、「橋下さんが非難するように、共産党ができもしない理想ばかりを掲げる党ではなく、非常に細かな裏付けのもとで具体的に提言している党であると考えを改めました」と綴りました。
 デイサービスで働く22歳の女性は、「もっと社会に対して声を上げたい。青年だからって社会からのけものにされるんじゃなく、ここ大阪から変革を起こしたいと心底思いました」と記入。
 37歳の男性は、「青年がこれほど政治に関心を持っていることに驚き、すばらしいと思いました」。20歳の娘と参加した人は、「働くルールをつくって、将来、子どもたちが幸せになるように親もがんばりマス!!」と書いていました。
(2012年5月27日付け「大阪民主新報」より)

投稿者 jcposaka : 2012年05月26日

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