>>>ひとつ前のページへトップページへ

大阪から歴史変えよう 総選挙16日投票

2012年12月16日

日本共産党の躍進で政治の逆流打ち破る

 日本の歴史を左右する第46回総選挙はいよいよ16日、投開票を迎えます。消費税増税を強行した民自公3党連合が争点隠しに躍起になり、マスコミが「政権の枠組みが焦点」と偽りのキャンペーンを行う一方、「政治を変えたい」と願う国民の模索が広がる中での総選挙。日本共産党は、国政の焦点で60年続いた自民党型政治の歪みをただす展望を語り、議席倍増へ全力を挙げています。(2面に関連記事、3面に各党の公約・言動対比特集)

 総選挙最後の日曜日となった9日、日本共産党の志位和夫委員長は公示日に続いて2回目の大阪入りです。寒風が吹き付ける中、宮本たけし、清水ただし(大阪4区と重複)両近畿比例候補、大阪3区のわたなべ結候補と共に演説。「財界中心」「アメリカ言いなり」という、自民党型政治の歪みをただす日本共産党の政策を訴えました。

社会的責任を

 「財界中心」の政治をただす点で志位氏は、消費税に頼らず社会保障を守り、財政危機を打開する道を語るとともに、議席倍増を力に新しい国会で消費税増税中止法案を提出し、「賛成する政党と一点共同を広げて成立へ全力を尽くす」とあらためて表明。260兆円にも上る大企業の内部留保を、雇用や中小企業に還元する経済政策を詳述。「大企業を敵だとも、潰そうとも思っていません。雇用や税金で社会的責任を果してほしいと求めている。こういうことが言えるのは大企業・財界から献金をもらっていない日本共産党だけ」と語りました。

9条守り抜く

 「アメリカ言いなり」をただす問題で志位氏は特に憲法問題を力説。民主、自民、未来、維新などが足並みを揃える「集団的自衛権の行使」は、米軍と一緒に自衛隊が海外で戦争をするものだと強調。「日本を『人を殺し、殺される』国にしていいのか」が、選挙の大争点になっていると述べました。
 志位氏は「世界の中で軍事同盟は日米、米韓、NATO(北大西洋条約機構)だけの小数派であり、非同盟のとうとうとした流れがある。紛争の平和的・外交的解決の理念を刻んだ、世界で最も優れた9条を生かし、自主自立の平和外交に取り組んでいこう」と訴えました。
近畿、大阪が天王山

 選挙戦では政策と同時に、政党そのもののあり方が問われると述べた志位氏。政党の離合集散が激しい中で、企業・団体献金や政党助成金も受け取らず、草の根で国民と結び付いて活動し、党創立以来90年間、国民を裏切らず筋を通す日本共産党に、各界から注目と信頼が寄せられていることを紹介しました。

公明の二枚舌

 さらに「核兵器保有の手順を検討する」(石原慎太郎代表)など、自民党以上に危険な維新の会に各党がすり寄る中、公明党は山口那津男代表が「改憲にくみしない」と言いながら、自民党や維新の会と選挙協力していることに、「二枚舌、二股公約であり、『平和の党』と言う資格はない」と批判しました。(2012年12月16日付「大阪民主新報」より)
 最後に志位氏は「総選挙のたたかいは近畿、大阪が天王山。大阪で躍進すれば全国で躍進します。大阪から歴史を変えましょう」と力を込め、最後の最後までの奮闘と支持を呼び掛けました。

投稿者 jcposaka : 2012年12月16日

トップページへ ひとつ前のページへ ページ最上部へ
ご意見・ご要望はこちらから