下村さんで島本に春を 住民の声聞く誇れる町に=@4月に島本町長・町議選 公正民主の会が集会
誰もが安心して住み続けられる、そんなええ町島本を”――4月14日投票の島本町長選をめぐり、住民が主役の町政実現を目指す公正民主の会(日本共産党や労働組合、民主団体で構成)は17日、同町内で「島本に春をよぶ集い」を開催。会場いっぱいの150人が参加し、すでに出馬表明している同会会長の下村まことさん(66)=無所属・新=が町政刷新の決意を熱く語りました。
下村さんは日本福祉大学卒業後、島本町職員に。福祉事務所のケースワーカーや、障害者施設「やまぶき園」の指導員、社会教育や年金の部署を担当し、職員労働組合役員を歴任し、非正規労働者の待遇改善や住民生活を守る町政実現へと奮闘してきました。
町政の願いを交流し合う「ざっくばらんトーク」で下村さんは、▽経済振興を図るおしゃれでにぎわいの町▽誰もが住み続けたいと願う人に優しいまちづくり▽憲法を生かす住民の幸せにトコトン働く町政へ改革―など選挙政策の大枠を示し、「住民の声をしっかり聞く町政に転換し、数ある島本の宝”を生かせば、住民の暮らしを守る全国に誇れるまちづくりが可能だ」と力説しました。
フロアを交えた交流で、子育て中の母親は、保育所の待機児問題に触れ、町内の保育所が定員5割〜7割増の超過密状態になっていると指摘。財政悪化や少子化などを理由に、豊かな保育実践に定評のあった公立保育所の一部を廃止・民営化した川口現町政の見通しの甘さを批判、「子育て世代を応援する町政にしてほしい」と語りました。別の母親も、「近隣自治体より遅れた子どもの医療助成を拡充してほしい」と訴えました。
地下水100%のおいしい水道復活や文化・スポーツ施策の充実、身近な生活道路や歩道のバリアフリー化など安全対策、非正規自治体職員の待遇改善のほか、小学校の少人数学級実現を求める願いも紹介されました。
下村さんは発言一つ一つに答え、「子どもは島本の未来であり宝。子育て支援を充実し、若者が定住できるよう家賃補助など積極的対策が必要です」「文化・スポーツを楽しむことは人権を守ること。大いに推進したい」と強調しました。
公正民主の会に参加する日本共産党の町議3人も出席。同日実施される町議選(定数2減の14)に立候補する、かわの恵子(現)、佐藤かずこ(新)の2候補が紹介されました。
第1部では町民による、しし舞やしの笛、同町出身の歌手グループ「かりきりん」の演奏、シンガー・ソングライターによる下村さんの応援ソングも披露されました。
(2013年2月24日付「大阪民主新報」より)
投稿者 jcposaka : 2013年02月24日