参議院選挙の結果について
▼7月21日に投・開票がおこなわれた参議院選挙で、日本共産党は比例代表で5議席を獲得し、東京、京都ともに、大阪選挙区で辰巳孝太郎候補の当選を果たし改選3議席から8議席に躍進しました。山下芳生書記局長代行の再選、大阪選挙区での15年ぶりの議席獲得が実現できました。大阪では比例代表で436,878票(得票率11.92%)、選挙区で468,904票(得票率12.79%)を獲得、前回に比べ比例得票が1.21倍、選挙区得票が1.28倍となりました。
日本共産党、辰巳孝太郎候補に支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、酷暑のなかをご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
▼参議院選挙では、「自民と対決、維新に痛打、抜本的対案を示す」と日本共産党の値打ちを打ち出し、@所得を増やして景気回復、A原発ゼロの日本を作る、B憲法を守り、生かした日本を、Cアメリカいいなり政治をただす−4つの転換を訴え、維新の会の偽りの「改革」に変わる対案を積極的に提起し、大きな共感と支持をいただきました。
各種調査でも、日本共産党が、安倍自公政権批判、維新の会批判の受け皿となり、無党派層の2割前後の支持を得ています。自民党政治の暴走、維新の会の暴走と正面から対決し、それにストップをかける頼りになる政党として、さらに役割を発揮していきます。新しい参議院議員を先頭に、選挙でお約束した公約・政策の実現に全力をあげます。
▼総選挙から半年、「反転攻勢は大阪から」の決意で参議院選挙の躍進に挑みました。今回の比例得票を総選挙と比較すると、日本共産党の138.8%に対し、自民党105.2%、公明党113.0%、維新の会72.0%、民主党72.0%となり、政党間の力関係が大きく変動しました。十数年に及ぶ不屈のたたかいの結果でもあり、確信をもってさらに前進をめざします。
70年代前半、90年代後半に続く、新しい躍進の開始をめざしてきましたが、「第3の躍進」への入り口に立ちました。民主連合政府樹立に向かう、本格的な躍進を切り開くために、来るべき地方選挙、国政選挙での躍進に向け、各分野の府民運動をすすめ、強く大きな党の建設にとりくむ決意です。
投稿者 jcposaka : 2013年07月22日