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政党間の力関係激変 大阪 比例区得票の推移

2013年07月27日

 大阪の主要政党について参院比例代表の得票の推移を表したのがグラフ1です。1990年代後半に日本共産党が躍進し、98年には国政史上最高の77万3856票を獲得しました。
 2000年代には「自民か民主か」の「2大政党」キャンペーンの中で日本共産党は苦戦を強いられました。今回の参院選では「反転攻勢は大阪から」を合い言葉に躍進へ奮闘。前回2010年の1・21倍、43万6878票を獲得する変化をつくり出しました。

6年で100万票減らした民主

 自民党は小泉政権時代の01年に約115万票を獲得しましたが、国民の審判を受け続けて大きく後退。政権交代後の2010年には約74万票に落ち込み、今回、89万6679票へと増やしました。対照的なのは民主党で07年には約131万票を得ましたが、2010年に後退し、今回は一挙に約27万票へと激減しました。公明党は選挙ごとに少しずつ得票を減らし続けています。
 昨年12月の総選挙での比例代表得票と比べると、この半年間での政党間の力関係の変化がはっきり分かります(グラフ2)。

得票増の野党は共産党だけ

 自民党5・2%増、公明党13・0%増と連立与党は増やしていますが、野党の中で得票を伸ばしているのは日本共産党だけ。総選挙31万4840票から38・8%増と伸び率も大きいのが特徴です。
 日本維新の会にとっては初の参院選で105万3036票を得ましたが、総選挙(146万2093票)の72%に減らしています。民主党も総選挙で国民の厳しい審判を受けて大敗した総選挙時の得票の72%にまで落ち込んでいます。

投稿者 jcposaka : 2013年07月27日

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