竹山さんで堺を守ろう 堺市長選 9月15日告示、29日投開票
大阪の民主勢力総決起を
明るい会、共産党が呼び掛け
「大阪都」構想百害あって一利なし
堺市長選(9月15日告示、29日投開票)に、堺市議で大阪維新の会副幹事長の西林克敏氏(43)が12日、橋下・維新の会が狙う、大阪市・堺市解体の「大阪都」構想推進を公約して立候補を表明しました。同構想に反対を貫き、再選目指してすでに立候補を表明している現職の竹山修身市長(63)との、事実上の一騎打ちとなる見通しです。
竹山市長は7月末の選挙事務所開きで、堺市民が「都構想ノー」を示すには「広範な政党、団体、市民の固い絆が必要」と力説。19日朝、JR堺市駅前で行った市政報告演説でも、「堺市を2つか3つに分け、市民の心を分断する『大阪都』構想は、住民にとって百害あって一利なし。市民の皆さんと共に阻止したい」ときっぱり。「堺の金岡で生まれ育った者として、将来の子や孫たちに責任の持てる政治をしたい」と力強く語りました。臨戦体制≠ナたたかい抜く
堺市の民主団体や労働組合、日本共産党でつくる「住みよい堺市をつくる会(つくる会)」は、「維新の会が候補者を擁立するなら、竹山市長を支持してたたかう」との方針を確認(2日)し、12日の声明で正式に支持することを表明しました。
歴史的決戦へ
19日夜行われた「共同運動センター」びらきには、約70人が参加。「つくる会」の丹野優事務局長は、今回の市長選は「歴史的決戦だ」と強調。@「都構想による堺市廃止・解体」を許さない、A維新の会の「堺市乗っ取り」の野望を打ち砕き、民主主義を守る、B評価すべき竹山市政の側面をさらに発展させ、今後の堺のまちづくりへ共同を広げる――3点を挙げ、臨戦体制をとってたたかい抜こうと呼び掛けました。
勝利へ全力を
日本共産党の辰巳孝太郎参院議員も駆け付け、「国会と大阪、堺を結んで全力を尽くす」と語りました。
日本共産党の山口勝利府委員長も、維新の会が10日に西林氏の擁立を決定したことを受け、竹山市長を自主的に支持し、勝利のために全力を挙げるとの談話(全文2面)を出し、同党堺地区委員会も11日、同趣旨の声明を発表しました。
明るい民主大阪府政をつくる会は9日、アピールを発表。「都構想ストップ、橋下・維新の会に政治的とどめの審判を下そう」と、堺市長選勝利へ、大阪の全民主勢力の総決起を呼び掛けています。(2013年8月25日付「大阪民主新報」より)
投稿者 jcposaka : 2013年08月24日